
パンを中心にしたランチとハンドドリップの珈琲を、梁や垂木が見える古民家で味わえるという組み合わせに惹かれました。奈良県生駒市高山町に11月6日(金)、古民家カフェ「JIDO(慈土)」がオープンします。運営するのは、奈良を中心に家づくりに取り組むVENDOR株式会社内の「種ゞ(シュジュ)設立準備室」です。
住所は奈良県生駒市高山町12498-7で、営業時間は11:00から18:00まで、ランチは11:00から15:00(L.O.14:30)です。定休日は水曜日で、席数はテーブル席32席とテラス席8席の計40席、駐車場は12台分あります。
◆◇梁と垂木を見上げる、築55年の民家の空間

築55年の民家は、梁や垂木など建物の躯体にあたる部分を残し、長く受け継がれてきた建物の表情を生かして改修されました。頭上に広がる木組みや、窓から見える庭の景色も、ここで過ごす時間の一部です。料理を待ちながら梁を見上げたり、器の手触りを確かめたりと、食事をきっかけに建築や日々使うものにも目が向く空間を目指しています。
店内には、地元の建具職人が手がけたカウンターを設けています。「慈土」は土を慈しむという思いを込めた名前で、種ゞ(シュジュ)は食べるもの、使う器、身に着ける服、過ごす建物をつながりのある暮らしとして捉え、その風景を「生活景」と呼んでいます。
珈琲を待つあいだに職人のカウンターを眺められるのは、家づくりを手がける会社が開いたカフェならではの楽しみ方です。ひとりで静かに過ごしたい午後にも選びたい場所です。
◆◇季節の野菜を盛り込む「土の一皿」と、香りで選ぶ珈琲

ランチ「土の一皿」は、スープとドリンクが付いて2,300円(税込)です。その日の仕入れで変わるパンに、季節の実りを取り入れたサラダ、燻香ロースハム、蜂蜜とナッツのヨーグルトを合わせます。野菜は地元高山産・生駒産・奈良県産を中心に使い、サラダには葉物、スープには根菜など、季節に応じた味わいを届けます。
珈琲はオリジナルブレンドやデカフェなど7種をすべてハンドドリップで用意し、香りや酸味、コクの違いを紹介するガイドを見ながら選べます。自家焙煎のオリジナルブレンドはホット650円・アイス750円、花や柑橘を思わせる香りのエチオピア・イルガチェフェはホット700円・アイス800円、華やかな果実感を味わえる高級品種のコスタリカ・ゲイシャはホット1,200円・アイス1,300円で、価格はすべて税込です。お供には、チョコレートとチーズの2種類の自家製テリーヌがあります。
7種の珈琲をガイドで比べながら選べるので、珈琲に詳しくなくても好みの一杯にたどり着けそうです。テリーヌに合わせて、ランチとは違う一杯を頼むのも楽しそうです。
◆◇食事から始まる、生駒・高山の暮らしの提案
JIDOでは今後、民藝など日常の生活美に着目し、食器・服飾・アクセサリーのポップアップや、音楽・朗読会なども企画していきます。昼のランチや喫茶に加えて夜の空間を生かしたイベントも計画されているので、季節ごとの催しにも注目してみてはいかがでしょうか。
まとめ
古民家の木組みの下で、季節の野菜のランチと香りで選ぶ珈琲を味わえる、建築と食がつながったカフェです。運営するVENDOR株式会社の家づくりについては、同社のサイトから確認できます。
公式リンク
・VENDOR株式会社(ROKA architecture.):運営会社サイト