大切な人と同じ音楽を、同じ席で聴けたら——そんな当たり前を叶えようとするコンサートが、2026年の秋に東京で開かれます。
聞こえに不安があっても、補聴器を使っていても、ためらわずに会場の扉を開けられる日を目指して、オーティコン補聴器が13回目となる『オーティコン みみともコンサート2026』を開催します。

◆◇聞こえの違いを超えて、同じ感動を共有できる場所へ
2026年10月11日(日)、東京・浜離宮朝日ホールにて午後3時開演(開場は午後2時15分)、約2時間にわたって音楽の時間が届けられます。
今年の出演は、ウィーン・フィルの前コンサートマスター、ダニエル・ゲーデ氏が率いる『ウィーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団』。
ゲスト奏者には、ウィーン国立歌劇場管弦楽団およびウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の団員でもある指揮者ハラルド・クリュンペック氏が名を連ねています。
世界トップクラスの演奏家たちの音楽を、難聴の方も健聴の方も、子どもも大人も一緒に楽しめる——それがこのコンサートの根幹にある考え方です。
未就学児や車椅子をご利用の方の来場も歓迎されており、さまざまな背景を持つ方が安心して足を運べるよう設計されています。
◆◇最新の音声テクノロジーが、会場全体を「聴きやすい空間」に変える
今年特に注目したいのが、次世代ワイヤレス通信システム『Auracast™(オーラキャスト)』の導入です。
Bluetooth® LE Audio技術を活用したこの仕組みは、会場内の音声を低遅延・高音質で対応補聴器やイヤホンに一斉配信できるもので、音質やプライバシーといった従来の聴覚補助システムの課題を踏まえてBluetooth SIGが補聴器業界と連携して定義・開発したシステムです[1]。
Auracast™非対応の補聴器や人工内耳をご使用の方向けには、テレコイル対応機器をお持ちの場合に限り、首かけ式ヒアリングループ(中継器利用・要予約)の貸し出しも行われます。
さらに、前方モニターへの字幕表示(文字起こしシステム導入)と、筆談対応スタッフの配置も実施予定です。
ハウリングに関するアナウンスはあえて行わず、万が一発生した際は周囲が温かく見守る形での参加を呼びかけるなど、会場全体の雰囲気づくりにも配慮されているのが印象的です。
聞こえに不安を感じながらも「コンサートに行くのは少し勇気がいる」と感じてきた方にとって、こうした細やかな環境整備は大きな一歩になるかもしれません。

◆◇秋の午後、大切な人と一緒に出かけたくなるコンサート
補聴器ユーザーの方もそのご家族も、聴覚ケアに関心を持ち始めた方も、音楽好きな方も——「誰かと一緒に感動したい」という気持ちを持つすべての人に届けたいコンサートです。
応募は完全招待制で、特設サイト内の応募フォームから2026年8月31日(月)まで受け付けています。
コンサートと同日には、補聴器ユーザーや耳鼻科医・言語聴覚士など聴覚ケアに関わる人々の交流を目的とした『オーティコン ファンミーティング2026』(今年で3回目)も開催予定です。

まとめ
聞こえの違いを「障壁」にしない空間を丁寧に作り続けてきた13年の積み重ねが、今年もまた秋の東京に集まります。
詳細や応募方法は特設サイトから確認できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
公式リンク
・コンサート特設サイト(応募フォームあり):[オーティコン [みみともコンサート2026]](https://oticon.satori.site/concert)
・ファンミーティング告知サイト:[オーティコン [ファンミーティング2026]](https://oticon.satori.site/fanmeeting2026)
・オーティコン補聴器公式サイト:[[oticon.co.jp]](https://www.oticon.co.jp/)
注釈
[1] Auracast™およびBluetooth®はBluetooth SIG, Inc.の商標です。