外出先で突然の生理に気づいたとき、バッグの中にナプキンがなかった——そんな経験、一度くらいはあるのではないでしょうか。
トイレットペーパーが当たり前に個室に備えられているように、生理用品もそこにあったら、という問いかけから生まれたサービス「OiTr(オイテル)」が、2026年7月8日より福岡・天神地下街に新たに設置されました。
全国的に設置が広がる中、九州の主要な商業エリアにも届き始めています。

◆◇「もしもの生理」に、無料でナプキンを
「OiTr(オイテル)」は、女性個室トイレ内に設置されたディスペンサーから、生理用ナプキンを無料で受け取れる日本初のサービスです[1]。
利用には無料の専用アプリのダウンロードとアカウント登録が必要で、登録後は2時間ごとに1枚、25日間ごとに最大7枚まで受け取ることができます。
買い物や通勤の途中、あるいは旅先で急に生理が始まってしまったとき、薬局を探す前にひとまず安心できる場所があるというのは、心理的な余裕を大きく変えてくれると言えそうです。
アプリには生理日予測や体調管理の機能も搭載されているため、ナプキンを受け取りながら自分の体のリズムを記録できる点も、日常的に使い続けたくなる理由のひとつです。
◆◇天神地下街に12台、これからも広がる設置エリア
今回新たにサービスが始まった天神地下街は、福岡市中央区天神2丁目の地下1・2・3号に広がる商業エリアです。
設置台数は12台からスタートし、今後順次拡大が予定されています。
2026年6月時点では、全国34都道府県・392施設に計4,340台が設置されており、商業施設だけでなく公共施設や交通機関、学校、オフィスなど幅広い場所に展開されています。
都市部を中心に広がってきたこのサービスが九州の主要エリアにも根付き始めたことで、遠方から天神に訪れる方にとっても、より身近な存在になりそうです。

◆◇ショッピングや通勤のふとした安心に
「生理用品を持ち歩いていなかった日」も、誰かに借りに行かなくて済む環境が増えていくことは、特に外出の多い日々を送る方にとって静かな心強さにつながるはずです。
ジェンダーの課題として語られることの多いテーマを、日常の「トイレ」というインフラの中で解決しようとしているこのサービスは、利用する側だけでなく、設置する施設の姿勢も映し出しているように感じます。


まとめ
気になる方は公式サイトやアプリで設置場所と利用方法を確認してみてください。
天神地下街を訪れる機会のある方はぜひ、頭の片隅に入れておきたいサービスです。
公式リンク
・OiTrアプリ:OiTrアプリをダウンロード
・設置箇所一覧:OiTr設置スポット
・公式サイト:OiTr([オイテル)]
・公式メディア:いつでもオイテル
注釈
[1] 「日本初」:女性用個室トイレ内に設置されたディスペンサーに内蔵されたデジタルサイネージで広告を配信し、その広告協賛費を財源として生理用ナプキンを無料提供し、専用モバイルアプリと連動して認証・制御を行うサービスとして。
オイテル株式会社調べ(調査日:2026年2月24日)。