Article 2026/07/09

J-Beautyがソウルから世界へ。2026年夏、韓国で開かれる日本美容の祭典

J-Beautyがソウルから世界へ。2026年夏、韓国で開かれる日本美容の祭典

K-Beautyが世界的な存在感を放つ一方、J-Beautyはまだその真価が十分に伝わっていない——そんな現状に、変化のうねりが生まれています。

2026年7月、日本の美容が「伝える」から「体感させる」フェーズへと踏み出す場が、ソウルで生まれます。

その舞台が、2026年7月11日(土)に韓国・ソウルで開催される「J-Beauty FES in Seoul 2026」です。

◆◇#jbeautyはまだ、世界に届いていない

Instagramでの投稿数を見ると、「#kbeauty」が約1,002万件であるのに対し、「#jbeauty」はわずか約31.1万件(2026年5月時点・主催者調べ)。

数値が物語るように、J-Beautyの情報量はK-Beautyと比べて圧倒的に少なく、その魅力が海外の生活者に届ききっていないのが現状です。

それでも、江戸時代の椿油にまで遡る長い研究の積み重ね、ナノテクノロジーを活用した処方開発、細部にまで宿る職人的なものづくりの精神——これらが一体となったJ-Beautyは、単なるスキンケアやコスメを超えた、日本文化そのものの体現でもあります。

近年、日本政府・経済産業省をはじめとする公的機関による海外展開支援が本格化していることも、今この動きに注目したい理由のひとつです。

◆◇「知ることで、もっと好きになる」体験がソウルで始まる

「J-Beauty FES in Seoul 2026」が開かれるのは、ソウル・ロッテワールドタワー31Fにある「SKY31 CONVENTION」。

韓国最大級の美容クチコミプラットフォーム「GLOWPICK(グロウピック)」との連携のもと、美容感度の高い韓国ユーザー300名を招待して行われます。

会場では、Bioré、CANMAKE、Curél、HAKU、JILL STUART Beauty、Love Liner、Visée など、日本を代表するブランドのタッチアップ体験や製品紹介ブースが並ぶほか、セミナーや座談会も予定されています。

なかでも注目したいのが「J-Beauty WOW zone」と名付けられた体験エリアです。

日本美容の歴史(Heritage)、独自技術と臨床データ(Tech & Innovation)、処方や容器に宿るものづくりへのこだわり(Craftsmanship)、サステナビリティへの取り組み(Sustainability)、そして「肌を育てる」という長期的な視点に根ざした美容哲学(Philosophy)——この5つの切り口でJ-Beautyの本質を体感できる設計になっています。

スキンケアをただ「使う」のではなく、その背景にある考え方まで知ることで、日本の美容への理解が一段深まりそうなコンセプトです。

◆◇日本の美容が好きな人にとって、見届けたいひと幕

2024年、韓国は訪日外国人数で第1位(日本政府観光局調べ)となった国。

J-Beautyへの関心を持った韓国のユーザーが、イベント体験を起点に日本のブランドショップや観光地でリアルな体験を重ねていく——そんな循環が、このフェスから生まれることを目指しています。

日本のコスメやスキンケアが世界でどう受け取られるかに関心のある方や、愛用しているJ-Beautyブランドの海外での広がりを応援したい方にとって、気持ちが動く動きかもしれません。

まとめ

J-Beautyの可能性と、それを世界へ届けようとする熱量が凝縮されたイベントです。

イベントの最新情報や参加ブランドの詳細は、公式サイトからご確認ください。

公式リンク

・公式サイト:J-Beauty FES in Seoul [2026]

注釈

[1] Instagramにおける「#kbeauty」および「#jbeauty」の投稿数は、2026年5月時点・主催者調べによるものです。

[2] 韓国が訪日外国人数第1位というデータは、2024年・日本政府観光局調べによるものです。

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