Article 2026/07/09

S字が自立する泡、ナリス化粧品が特許取得した洗顔の新技術

S字が自立する泡、ナリス化粧品が特許取得した洗顔の新技術

摩擦レスな洗顔が、スキンケアの新常識として注目されています。

丁寧に泡立てて洗うことが肌を守るとわかっていても、毎朝の忙しいルーティンのなかでは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。

そんな声に応えるように、ナリス化粧品が「泡そのものの質」を根本から見直した特許技術を開発しました。

◆◇洗顔の摩擦が気になる方に知ってほしい、泡の新発想

洗顔料に求めることとして、近年とくに注目されているのが「指と肌の直接接触を防ぐ」という役割です。

泡がクッションになることで、こすり洗いによる肌への摩擦刺激を軽減できると考えられていますが、そのためには泡の弾力と持続性が欠かせません。

一方で、これまでの技術では泡の強度を高めようとするとぬるつきや糸引き感が出たり、界面活性剤の高配合が肌や目への刺激につながるといった課題がありました。

ナリス化粧品が今回特許登録(特許登録番号:7869627、登録日:2026年5月26日)に至ったのは、まさにその課題を解決するための処方技術です。

◆◇S字が自立するほどの泡を実現した、3つの技術の組み合わせ

この特許処方の核となるのが、「ピッカリング技術」と呼ばれるアプローチです。

微粒子を泡の界面に吸着させることで泡を安定させるこの技術において、今回は特定の粘土鉱物とカチオン性高分子を組み合わせた複合体を形成し、泡膜の表面を強固に固めることに成功しています。

その結果として生まれたのが、アルファベットの「S字」の形を保ったまま自立できるほどの弾力性と持続性を持つ泡です。

さらに脂肪酸の濃度と組成を最適化することで汚れを落としながら肌のうるおいを残す設計を実現し、コアセルベーションと呼ばれる処方技術では特定のカチオン性高分子を適切なバランスで用いることにより、吸着力・滑らかさ・保湿感を付与しています。

この3つのアプローチを組み合わせることで、ぬるつきや過剰な刺激を抑えながら高弾力な泡を持続させるという、これまでにない処方が誕生しました。

◆◇朝の洗顔を、もっとやさしく整えたい方へ

毎日必ずおこなう洗顔だからこそ、そこに使われる技術の積み重ねが肌の状態に影響してくると考えると、この研究の意味はとても身近に感じられます。

摩擦をなるべく減らしたい敏感肌の方や、朝の洗顔をていねいに見直したいと思っている方にとって、「泡の質」という切り口は今後のスキンケア選びのひとつの基準になりそうです。

まとめ

スキンケアの最初の一歩である洗顔に、これほどの研究が積み重なっているという事実は、日々のルーティンを見直すきっかけになるかもしれません。

この特許技術が搭載された製品の詳細は、ナリス化粧品の公式サイトでご確認ください。

公式リンク

・公式サイト:ナリス化粧品

注釈

[1] 特許登録番号7869627「洗浄用化粧料」、登録日2026年5月26日。

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