毎年受けているはずの健康診断。
でも、結果を受け取ったあと、それを日々の生活にどう活かせているか、自信を持って答えられる方はどれくらいいるでしょうか。
厚生労働省のデータによると、令和5年度の特定保健指導の実施率は対象者のわずか27.7%にとどまっており、健診がその後の行動変容につながりにくい現状が続いています[1]。

◆◇「受けて終わり」になりがちな健診を、もっと自分ごとに
健診を受けた翌日から、何かが変わった実感を持てた——そんな経験のある方は、実は多くないかもしれません。
結果の数値を眺めて「ちょっと気をつけよう」と思いながら、数週間後にはすっかり日常に戻ってしまう。
そのループを変えようとしているのが、生活者と健診機関をつなぐ総合サポートアプリ『CARADA健診サポート』です。
App StoreまたはGoogle Playで検索するとダウンロードでき、月額料金は無料で利用できます(Android 8.0以上・iOS 15以上に対応)。
『CARADA健診サポートパック』を導入している健診機関の受診者が対象となるため、自分の健診機関が対応しているか確認してみるのが最初のステップです。
◆◇AIと複数企業の連携で、健診の「その先」を変えようとする取り組み
『CARADA健診サポート』が目指しているのは、単なる結果閲覧アプリにとどまりません。
クラウド型健診システム『DAYS-Daidai-』、フルクラウド型健診読影システム『LOOKREC Screening』[2]、そして画像診断支援AI『EIRL』との連携によって、健診予約から受診、CT・X線などの画像管理、デジタルでの結果返却までを一気通貫でつなぐ「次世代型統合健診システム」の実現を目指しているのです。
スマートフォンから健診予約や結果確認ができるだけでなく、AIが画像から異常候補を検出した結果をわかりやすく確認できる仕組みの構築も視野に入れられています。
将来的には、健診データを本人のPHR(Personal Health Record)として蓄積・活用し、地域の医療機関や薬局との連携にもつなげていく構想が描かれており、健診を「ケアの起点」として機能させることへの本気度が伝わってきます。

◆◇健診結果を「次のアクション」に変えたい人に
毎年健診は受けているけれど、結果を渡されただけで終わってしまう、という方にとってこうした取り組みは心強い動きです。
自分の体のデータがスマートフォンで確認でき、AIによる解析も含めてわかりやすく届く未来は、健康管理をもっと身近なものにしてくれる可能性を持っています。
2026年7月8日(水)から10日(金)、東京ビッグサイト西展示棟で開催される「国際モダンホスピタルショウ2026」の「日本人間ドック健診協会パビリオン」内で直接展示が確認できます(参加には事前登録が必要です)。
まとめ
健診という年に一度の機会を、継続的な健康管理の入り口として活かしたいと思っている方にとって、注目しておきたい取り組みのひとつです。
詳細は公式サイトや展示会公式ページで確認してみてください。
公式リンク
・CARADA健診サポート 公式サイト:carada-kenshin.jp
・国際モダンホスピタルショウ2026 公式サイト:noma-hs.com
注釈
[1] 厚生労働省「特定健康診査・特定保健指導に関するデータ」より(令和5年度・特定保健指導の実施率27.7%)。
[2] 『LOOKREC Screening』の医療機器販売名はルックレック、医療機器認証番号:227AGBZX00096000、製造販売業者:株式会社エムネス。