
香りを特別な日だけのものにせず、毎日の暮らしのそばに置くという考え方に、今回いちばん惹かれました。韓国発のフレグランスブランドGRANHAND.が、2026年10月10日(土)、東京・中目黒に日本初の直営店「GRANHAND. Tokyo」をオープンしました。2014年にソウルでブランドを立ち上げてから12年を経て実現した、初の海外店舗です。
◆◇中目黒の2階建てに、韓国で愛されてきた香りがそろう

GRANHAND.は2014年、ソウル・北村にある小さな韓屋(ハノク)から始まったブランドです。香りを特別な日のための贅沢品ではなく、繰り返される日常を少しだけ豊かにする身近な感覚として捉え、長くそばに置いて使い続けられる香りを追求してきました。それぞれの香りには、一般的な香調の説明に加えて、人物や場所、記憶、情景を描いた一編の文章が添えられています。
GRANHAND. Tokyoでは、『MARINE ORCHID(マリン・オーキッド)』『SUSIE SALMON(スージー・サーモン)』『LILY OWEN(リリー・オーウェン)』など、韓国で長く愛されてきた代表的な香りを展開します。製品はパフューム、マルチパフューム、サシェ、ハンドクリーム、ボディケア、ホームフレグランスまで幅広くそろいます。
GRANHAND. Tokyoは、約3年をかけて東京のさまざまなエリアや物件を自ら見て回り、選んだ中目黒の建物に合わせて新たに設計した店舗です。住所は〒153-0051 東京都目黒区上目黒1丁目14番6号で、東急東横線・東京メトロ日比谷線「中目黒駅」から徒歩3分です。店舗面積は約80㎡の地上2階建てで、営業時間は11:00 ~ 20:00、定休日はありません。営業時間の変更などは、公式ウェブサイトと公式Instagramで確認できます。
香りに詳しくなくても、添えられた文章を読みながら自分の記憶に重なる一本を探せるのが、このブランドらしいところです。駅から近いので、中目黒の街歩きの途中に立ち寄る場所としても覚えておきたい一軒です。
◆◇平日の午後を描いた、GRANHAND. Tokyoだけの香り

オープンを記念して登場した『HARUYOI パフューム 80ml』は、GRANHAND. Tokyoのストアでのみ購入できる日本エクスクルーシブの香りです。HARUYOIは「ハルヨイ」と読み、「春の宵」を表す名前です。有給休暇を取った平日の午後、いつも急ぎ足で通り過ぎる街をゆっくり歩き、ふと旅人になったように感じるひとときから生まれました。公園のベンチでプラムをひと口かじり、散歩中の犬と目を合わせる情景を通して、慣れ親しんだ日常のなかで見つける新鮮な空気と穏やかな時間を表現しています。
オープン記念として、韓国のテキスタイル作家Danjo(單造)と、日本のペインティング・イラストレーション作家・岡田喜之とのコラボレーションによるリミテッドエディションも用意されています。Danjoは韓国の伝統的な布を手縫いしてポーチを制作し、岡田喜之はHARUYOIから思い描いた平日の午後の情景をボトルに描きました。リミテッドエディションは90,000円で、オープンから1か月間限定の販売です。香りそのものは、GRANHAND. Tokyo限定の香りとして通年販売されます。
プラムをかじる公園のベンチという情景は、香りの説明として読むだけでも気持ちがほどけるような一文です。限定パッケージの期間が過ぎても香りそのものは通年で選べるので、焦らず訪ねられるのもうれしいところです。
◆◇香りを、日常の言葉で選ぶ場所
GRANHAND.は、店舗で香りを試し、言葉を読み、スタッフと会話をしながら自分に合う香りを見つける体験を大切にしてきたブランドです。香りに詳しくない方にこそ、その積み重ねが日本で初めて形になったこの場所で、言葉から香りを選ぶ時間を過ごしてほしいと思います。
まとめ
韓国で12年かけて育まれてきた香りと言葉が、中目黒の一軒の店舗にそろいました。店舗情報や製品の詳細は、GRANHAND.の日本公式サイトで確認してみてください。
公式リンク
・GRANHAND.(日本公式サイト):jp.granhand.com