夏の夜、美しい庭園をふたりで歩く——そんな夢のような時間に寄り添うものを探しているとき、ある映像作品が記憶の奥に残ることがあります。
イタリアのラグジュアリーブランド・フェンディが、2026-2027年秋冬クチュールコレクションの前夜を飾るオリジナル短編映画「ラブ・モンスター(Love Monster)」を公開しました。
ローマを舞台に紡がれるその物語は、ファッションと映画、芸術が溶け合う、フェンディらしい世界観に満ちています。

◆◇ローマの夜が舞台の、夢と現実が溶け合う物語
2026年7月9日、クチュールコレクションのライブストリーミング開幕直前に公開されたこの短編映画は、イタリアを代表する女優・監督のヴァレリア・ゴリーノが手がけた意欲作です。
主演は、レイラ・ジョージとピエトロ・カステリットのふたり。
撮影場所として選ばれたのは、緑豊かなヴィラ・ボルゲーゼの庭園と、閉館後のローマ国立近代美術館の館内という、いずれも非日常の香りが漂う空間でした。
ゴリーノ監督は「ゆっくりでありながら、同時に速くもある映画を作りたかった」と語っています。
キスや親密なひとときはゆっくりと、逃げ出したいという衝動は速く——そのリズムの揺らぎが、恋の感覚そのものを体に呼び起こすような作品に仕上がっています。
クチュールコレクションが探求する官能性・自由・歓びを、映像という言語で先に届けてくれる序章として構想されていることも、見る前から期待が高まるポイントです。
◆◇フェンディとローマ、そして芸術との対話
本作は単なるブランドムービーではなく、フェンディとローマという都市が長年積み重ねてきた絆を映し出す作品でもあります。
コレクション発表の舞台にローマ国立近代美術館を選んだこと、そしてその閉館後の空間で映像を撮影したことは、アートへの深いリスペクトと、場所への愛情を感じさせます。
撮影はゲルゲイ・ポハルノクが担当し、ヴィオラ・プレスティエーリとエレオノーラ・プラテッリがプロデュース。
編集はジョジョ・フランキーニが手がけており、短編ながらも確かなクリエイティブチームによって丁寧に紡がれた一作です。
◆◇クチュールの世界をのぞく入口として
「ラブ・モンスター」は、コレクションを見る前に、あるいは見た後に、もう一度ゆっくりと観返したくなる作品かもしれません。
ファッションが好きな方はもちろん、ローマの美しい風景や、映画の中の恋の温度に触れたいと感じている方の心にも、静かに届きそうな一本です。
まとめ
フェンディの世界観を映像を通して体感できる、コレクションの季節ならではの贅沢な体験として、ぜひ一度観てみてください。
公式サイトやYouTubeで視聴できます。
公式リンク
・公式サイト:[[FENDI]](https://www.fendi.com/)
・YouTube:[ラブ・モンスター [ティザー動画]](https://www.youtube.com/watch?v=l5cyrC5UGIs)