美術館での展覧会を見た帰り、余韻に浸りながら食事できたら——そんな文化的な時間が過ごせたらいいなと思ったことはありませんか。
東京都美術館で開催される大英博物館の日本美術展と、高級ホテルのレストランがタッグを組んで、そんな願いを食で実現させています。

◆◇江戸の美意識を一皿に映す
東京都美術館の開館100周年を記念した展覧会『大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画』とのコラボレーション企画として、品川プリンスホテルのメインタワー38階『味街道 五十三次』で特別メニューが登場します。
2026年7月25日から10月18日までの期間限定で提供されるこのメニューは、狩野派の襖絵『秋冬花鳥図襖』をはじめとする展示作品からインスピレーションを得た創作料理です。
料理人が感性と技術で作品の世界観を食へと昇華させ、視覚と味覚が交差する新しい鑑賞体験へ導いてくれます。
◆◇ひと口ごとに隠された物語
用意されている2つのメニューは『百花繚乱御膳』(税込8,500円、別途サービス料13%)と『小花日和弁当』(税込6,500円、別途サービス料13%)です。
両者に共通する料理の中でも特に目を引くのが「煮凝り」。
秋から冬への色合い変化を水辺の群青色で表現し、椎茸、人参、鶏肉、金箔を散りばめることで花鳥の印象を華やかに演出しています。
さらに「生春巻き」では、手紙を料理に見立て、透かして見える人参と水菜で秘められた恋文の世界を表現。
江戸時代に描かれた歌麿の『文読む遊女』という作品のストーリーが、ひとくちの中に凝縮されているのです。
百花繚乱御膳のみに含まれる「玉子焼き」は、円山応挙の『虎の子渡し図屏風』から着想を得た作品で、親子の虎の絆を優しく表現しています。

◆◇展覧会後のとっておきの時間に
展示作品の感動を余韻のまま食事へと導く、この特別メニューは、美術館での鑑賞体験を深める新しい楽しみ方を提案しています。
ホテルのレストランという上質な空間で、江戸の美意識に触れながら丁寧に作られた料理を味わう——こんなに充実した文化的な時間の過ごし方があるでしょうか。
予約は品川プリンスホテルのレストラン総合予約窓口まで。


まとめ
展覧会の世界観を食で追体験できるこのメニューは、芸術好きな方、美食を求める方の記憶に残る一日の体験をつくってくれそうです。
詳細や予約については公式サイトでご確認ください。
公式リンク
・予約・お問合せ:品川プリンスホテル レストラン総合予約 TEL 03-5421-1114(受付時間:10:00AM~6:00PM)
・詳細:品川プリンスホテル公式
・展覧会情報:「大英博物館日本美術コレクション」展
注釈
[1] 期間は2026年7月25日(土)~10月18日(日)。
東京都美術館での展覧会開期と同じ期間の設定
[2] サービス料13%は別途。
メニュー料金に含まれていません