Article 2026/06/19

AIがビューティーの相棒に。ロレアルとOpenAIが描く新しいコスメ体験

AIがビューティーの相棒に。ロレアルとOpenAIが描く新しいコスメ体験

コスメを選ぶとき、成分を調べたり、自分の肌に合うかどうか迷ったりすることはありませんか。

そのちょっとした「わからない」をAIがそっと解決してくれる日が、思っていたよりずっと近くに来ているかもしれません。

ロレアルグループとOpenAIが手を組み、ビューティー領域のAI活用を本格的に加速させることを明らかにしました。

◆◇「自分に似合う」をAIと一緒に探せる時代へ

メイベリン ニューヨークは、ロレアルが独自に開発した「ModiFace」技術を活用した「メイクアップ・バーチャルトライオン」機能を、ChatGPT上で直接提供する予定です。

AIと会話しながらリアルタイムでメイクを試せるというこの体験は、「試してみたいけれど、何が似合うかわからない」という悩みを持つ方にとって、新しい選択肢になりそうです。

さらにランコムやケラスターゼをはじめとするロレアルの各ブランド製品が、ChatGPT上でより検索・提案されやすくなるよう、米国での取り組みも進められています。

スキンシューティカルズ、セラヴィ、ガルニエは、購買の意思決定の瞬間に寄り添うChatGPTのグローバル広告パイロットプログラムにも参画し、消費者との接点のあり方が少しずつ変わっていきそうです。

◆◇肌のマイクロバイオームまで、研究開発の現場でもAIが活躍

AI活用は消費者体験だけにとどまらず、スキンケアの研究開発の現場にも及んでいます。

ロレアルはOpenAIのライフサイエンス特化型推論モデル「GPT-Rosalind」を活用し、肌のマイクロバイオーム(常在菌叢)のマッピングをこれまでにない規模で推進しています。

有益な細菌を特定することで、ラ ロッシュ ポゼを皮切りに、自然由来成分を軸とした次世代スキンケア製品の開発を加速させるとしています。

肌悩みに科学的にアプローチするブランドに関心のある方にとっては、今後の新製品への期待が膨らむ動きといえるでしょう。

また、ブランドの歴史や世界観を反映した高品質なコンテンツを生成する独自プラットフォーム「CreAItech」にもOpenAIの最新モデルが導入され、ブランドの表現力のさらなる深化にもつながっています。

◆◇スキンケアやコスメ選びが、もっと自分らしくなる予感

毎日のスキンケアや好きなコスメを選ぶとき、「自分の肌に本当に合うものを知りたい」という気持ちは、多くの方が感じていることではないでしょうか。

ロレアルとOpenAIが描く未来は、AIが専門的な知識や膨大な選択肢の中から、一人ひとりに寄り添うビューティー体験を届けることにあります。

ドラッグストアやコスメカウンターでの選び方に加え、AIとの対話が新しい「スキンケアのかかりつけ」になっていく日も、そう遠くないかもしれません。

まとめ

ビューティーとテクノロジーの融合がここまで具体的な形で動き始めたことで、日常のコスメ選びやスキンケアの体験が変わっていく可能性を感じさせてくれる取り組みです。

今後の展開が気になる方は、ロレアルグループの公式メディアルームで最新情報をご確認ください。

公式リンク

・公式メディアルーム:ロレアルグループ

注釈

[1] ModiFace:ロレアルが保有するAR(拡張現実)技術を活用したバーチャルメイクアップ試着技術。

[2] GPT-Rosalind:OpenAIが開発したライフサイエンス領域に特化した推論モデル。

[3] CreAItech(クリエイテック):ロレアル独自の生成AIを活用したビューティーコンテンツ作成プラットフォーム。

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