ヴィーガンやベジタリアン対応を謳う食品が増えた一方で、「どこまでが本当の対応なのか分かりにくい」という声は、美容や健康に気を遣う読者のあいだでも少なくありません。
そんな背景から、国家基準によるお墨付きとして注目を集めているのが、農林水産省が定めるJAS0026という規格です。
2026年4月、香川県琴平町のヴィーガン&ベジタリアンベーグル専門店『Bagel House KOTOHIRA(ベーグルハウス・コトヒラ)』が、ベーグル店としては日本で初めてこの認証を取得しました。

◆◇「何がヴィーガン対応か」をようやく国家基準が答えてくれる時代へ
JAS0026は、原材料の確認から動物由来原材料の混入防止、調理・製造工程の管理、提供時の表示、従業員教育にいたるまで、第三者機関による審査を経てはじめて取得できる国家規格です。
『Bagel House KOTOHIRA』は約1年半をかけて原材料・製造工程・提供方法を見直し、2026年4月16日付でこの認証を取得しました。
宗教上の理由や健康志向からヴィーガン・ベジタリアン対応食品を選ぶ方にとって、第三者が基準を保証してくれる存在は、成分表を一から読み解く手間を省いてくれる心強い仕組みといえます。
インバウンドのゲストをもてなしたいホテルや旅館の担当者にとっても、認証マークひとつで食の多様性への対応を明示できる点はとくに心強いのではないでしょうか。
◆◇四国の旬が詰まったベーグルが、全国&法人向けにも届くようになります
同店は四国の特産品や地元農園の旬の野菜を使った年間約100種類以上のベーグルを揃える専門店として、2024年10月に香川県琴平町の複合施設『KOTOVEGAS』内で開業しました。
これまで店舗販売が中心でしたが、認証取得を機に2026年6月1日よりECサイトのリニューアルを通じた全国向けオンライン販売と、ホテル・旅館・飲食店・小売店等を対象とした法人向け卸事業を本格的にスタートします。
旅先でしか出会えなかった地方の味が自宅でも楽しめるようになるのは、食と美容の両面から暮らしの質を高めたい方にとってうれしい変化です。
将来的には地域の空き家・空き店舗を活用した生産体制の強化や海外販路の開拓も視野に入れており、琴平発のヴィーガン文化がどこまで広がるか、引き続き注目したいお店のひとつです。



まとめ
詳しい商品ラインナップやEC販売の開始情報は、公式サイトでご確認ください。
気になる方はお早めにチェックしてみてはいかがでしょうか。
公式リンク
・公式サイト:Bagel House KOTOHIRA(https://bagelhousekotohira.jp/)
・複合施設KOTOVEGAS:https://kotovegas.com/
注釈
[1] JAS0026:農林水産省が定める「ベジタリアン又はヴィーガン料理を提供する飲食店等の管理方法」に関する日本農林規格。
第三者機関による審査を経て取得できる国家規格。
[2] 認証取得日:2026年4月16日。
EC販売・法人向け卸事業の本格開始は2026年6月1日予定。
[3] 店舗情報:香川県仲多度郡琴平町279-2(KOTOVEGAS内)、営業時間9:00〜16:00、火曜・水曜定休。