
紅葉に染まる日本庭園を、文化財の建物の中から静かに眺める午後に惹かれました。静岡県伊豆の国市の伊豆長岡温泉 三養荘が、「日本庭園カフェ」の開催期間を延長し、2026年11月1日(日)から12月20日(日)まで営業します。これまでの利用者から「庭園を眺めながらゆったりと過ごせた」「三養荘ならではの雰囲気を楽しめた」といった声が寄せられ、より多くの人に楽しんでもらえるよう、期間を延ばすことになりました。宿泊する人だけでなく、日帰りでも利用できるカフェです。
◆◇老舗製餡所の餡を使った「あんみつ」と、自家製の杏仁豆腐

甘味は、三島市の老舗製餡所の餡と果物を盛り合わせた「あんみつ」か、自家製の「杏仁豆腐のバジルソース掛け」から選べます。やさしい甘さと上品な味わいが、歴史ある建築と日本庭園が織りなす空間でのひとときを彩ります。料金は2,800円で、日本庭園入園料とお茶・甘味代、消費税・サービス料が含まれています。
会場は本館「松風」で、営業時間は正午から午後2時までです。11月21日(土)~25日(水)は除外日で、利用には前日までの予約が必要です。問い合わせは代表電話(055-947-1111、受付時間は午前9時30分から午後5時30分)で受け付けており、食物アレルギーの除去には対応していません。
季節の果物が入ったあんみつと、バジルソースを合わせた杏仁豆腐は、どちらにするか迷う時間まで楽しめそうな2品です。庭を眺めながら甘味をゆっくり味わいたい方に、選んでほしいカフェです。
◆◇登録有形文化財の本館から望む、約3,000坪の回遊式庭園

三養荘は昭和4年、旧三菱財閥の創始者岩崎弥太郎氏の長男久彌氏の別邸として、京都の庭師小川治兵衛の手による日本庭園の中に、数寄屋造りの和風建築邸として建てられました。平成29年6月には文化庁により有形文化財に登録され、玄関・茶室棟、客間棟、中央棟、居間・書斎棟、御幸の間、待合、露地門の7点が対象になっています。
日本庭園は池を中心に広がる約3,000坪の回遊式庭園で、カフェの会場となる本館「松風」から眺められます。紅葉は例年11月下旬から12月上旬にかけて見頃を迎え、一年の中でも特に美しい景観を楽しめる季節です。風の音や野鳥のさえずり、水面に映る光までもが、庭の趣を一層引き立てます。
開催期間が紅葉の見頃と重なるのが、今回の延長のいちばんの魅力です。建物そのものにも見ごたえがあるので、庭と建築の両方をゆっくり味わいたい方に向いています。
◆◇秋から初冬へ、移ろう庭とともに
秋から初冬へと移ろう庭園を眺めながら、甘味とお茶で過ごす時間は、旅の途中に心を落ち着けるひとときになりそうです。昭和のはじめに建てられた数寄屋造りの建物に身を置くこと自体が、このカフェならではの楽しみです。宿泊の予定がない日でも立ち寄れるので、伊豆を訪れる日程に組み込んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
紅葉の日本庭園と文化財の建物、季節の甘味がそろう、三養荘ならではのカフェ時間です。前日までの予約が必要なので、伊豆長岡温泉 三養荘の公式ページで詳細を確認してから出かけてみてください。
公式リンク
・伊豆長岡温泉 三養荘 有形文化財「日本庭園カフェ」:公式ページ
・伊豆長岡温泉 三養荘:公式サイト
注釈
[1] 画像はイメージです。
[2] 内容は2026年10月28日時点の情報で、変更になる場合があります。