クラフトジンへの注目が、じわじわと日本国内でも高まっています。
ウイスキーや日本酒に次ぐ「飲む旅」の楽しみとして、産地の植物や水を香りに宿したクラフトジンは、その土地に行かずとも風景を感じさせてくれるお酒として、感度の高い女性たちにも広がっている存在です。
そんなトレンドの流れのなかで、北海道・黒松内町の深い森をまるごと一本に閉じ込めたようなクラフトジンが、2026年8月1日に誕生します。

◆◇北海道の「ブナ林」を香りで旅する、クラフトジンという選択
黒松内町は、国の天然記念物に指定される歌才ブナ林を擁し、「日本で最も美しい村連合」にも名を連ねる町です。
その自然環境を、飲み物として表現したのが『DEEP GREEN GIN(黒松内ディープ・グリーン・ジン)』。
ボタニカルブレンダー兼ソムリエの中村雅人氏が香味設計を担当し、ジュニパーベリーを軸に、町内で採取したトドマツ・ブナ・クロモジ・ニオイヒバ・エゾイヌガヤの5種を含む計14種のボタニカルをブレンドした一本に仕上がっています。
製造は、札幌・紅桜蒸溜所のバリソン社製400L単式蒸留器で行われ、ボタニカルごとに24時間から5日間かけて浸漬してから蒸溜するという、丁寧な工程が香りの奥行きを生んでいます。
中村氏は香りをこう表現しています。
「まるで北限のブナ林を歩くような清らかさが魅力。飲み口はなめらかで、フィニッシュには南杏仁のほのかな甘さとセイロンシナモンの上品なスパイス感が重なり、森林浴を思わせる澄んだ余韻が印象的です」と。
これは、北海道の大地に実際に足を踏み入れることなく、グラスの向こうに緑の森を感じられるような体験です。
◆◇特産のもち米焼酎を「アップサイクル」した、物語のある一本
このジンには、もうひとつ語りたくなる背景があります。
黒松内町では長年、特産の「もち米焼酎」が地元で作られてきましたが、その消費は近年ゆるやかになっていたといいます。
その焼酎、名前を「ぶなしずく」といい、今回のジンでは原料用アルコールの一部としてアップサイクル使用されています。
土地の恵みを無駄なく活かし、新しいかたちで全国に届けようという姿勢が、この一本には宿っています。
アルコール度数42%のスピリッツとして、カクテルのベースにも、ゆっくりストレートで向き合うにも楽しみ方が広がりそうです。

◆◇大切な人へ、旅のかわりに贈りたいとき
旅に行けない日が続くとき、贈り物に迷ったとき、北海道という土地への憧れをそっと形にしたいとき——そんな場面でこのジンは静かに輝きそうです。
500ml・8,000円(税込)のボトルと、200ml・5,000円(税込)のコンパクトなサイズの2展開で、ふるさと納税の返礼品としても取り扱われるのは、地方の恵みをギフトとして受け取りたい方にはうれしい入手経路のひとつではないでしょうか。
パッケージには黒松内町のシンボルであるブナ林と豊かな自然が描かれており、開封前からその土地の空気が漂ってくるような佇まいです。


まとめ
北の森の香りをグラスに宿す『DEEP GREEN GIN』は、クラフトジンを通じて旅気分を楽しみたい方や、物語のある贈り物を探している方の心に残りそうな一本です。
発売日や取扱店舗の詳細は、公式サイトでご確認ください。
公式リンク
・公式サイト:株式会社スプレス([Souplesse)]
注釈
[1] 「DEEP GREEN GIN」のアルコール分は42%です。
飲酒は20歳になってから。
妊娠中・授乳中の飲酒はお控えください。