Article 2026/07/21

ワイン×人間観察の一冊が代々木上原を沸かせた夜

ワイン×人間観察の一冊が代々木上原を沸かせた夜

「ワインって難しそう」と感じながらも、どこかで興味を持っているという方は少なくないはずです。

それがビジネスシーンの話になればなおさら、知識のなさを恥ずかしく思ってしまうこともあるかもしれません。

そんな心のどこかに引っかかりを持つ方へ届けたい、ちょっと変わった切り口のワイン本と、それをめぐる熱夜のイベントレポートをお届けします。

◆◇ワインより「自分という人間」を問い直す一冊

今野有子さんが著した『エグゼクティブはなぜワインにはまるのか?』は、定価1,870円(本体1,700円+税)、全288ページのビジネス書です。

品種の解説や「これだけ知っておけば恥をかかない」といったノウハウは、この本には登場しません。

イベントで今野さん自身が語ったように、17年間ワインと向き合ってきたなかで抱えた葛藤や本音を、そのまま原稿にぶつけた一冊だといいます。

編集担当者でさえ「知識やうんちくが出てくると思っていたら全く違った」と驚いたという切り口は、ワインを通じて「エグゼクティブとはどんな人間か」を掘り下げるもの。

AIがスペックや価格を瞬時に調べてくれる今だからこそ、問われるのは情報を受け取る「人間側の感性」だという今野さんの視点は、ワインに限らず働く女性の日常にも刺さりそうです。

◆◇バーカウンターを特設ステージに変えた夜の熱量

7月16日の夜、代々木上原の独立系書店「CITYLIGHT BOOK」で開かれた出版記念トークイベントは、19時30分の開始前からすでに異例の雰囲気に包まれていました。

告知後すぐに大きな反響があり、当初予定していた2階のイベントスペースに収まりきらないほどの参加者が集まったため、1階のバーカウンターを急きょ特設ステージに変更することになったのだそうです。

今野さんと編集担当者がバーカウンター越しに対談するというアットホームな形式に、30名を超える参加者がぐっと近い距離で耳を傾けました。

トーク中に飛び出した「ホームパーティーワイン詐欺」のエピソード——「すごいワインを開けるから」と人を集めながら結局開けない人や、専門知識だけ無料で奪おうとする人は本当のエグゼクティブではない、というバッサリとした人間観察——には、会場から共感の笑いと頷きが相次いだといいます。

お酒が飲めなくてもワインは楽しめるか、サラリーマンでもエグゼクティブになれるかといった会場からの質問にも、今野さんは「エグゼクティブとは役職や肩書きではなく、自分の感性や判断に自信を持って行動できる人」と言い切り、トーク終盤には大きな拍手が起きたそうです。

◆◇「自分の物差し」を持ちたいと思い始めた人へ

トークセッション後の懇親会でも、今野さんが選んだワインを片手に参加者同士が自身のビジネスや価値観を語り合い、人の波が途切れない盛況ぶりだったと伝えられています。

知識量でも肩書きでもなく、他者へのリスペクトと自分なりの美学で動ける人間でありたいと感じている方にとって、この一冊はじんわりと背中を押してくれる存在になりそうです。

まとめ

ワインを入り口にしながら、実は自分自身の生き方や感性を問い直させてくれる一冊として、じっくり手に取る価値があります。

書籍の詳細や購入は、公式サイトまたはAmazonからご確認いただけます。

公式リンク

・公式サイト:『エグゼクティブはなぜワインにはまるのか?』詳細

・Amazon:Amazonで見る

・CITYLIGHT BOOK Instagram:@citylightbook

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