ジャパニーズウイスキーへの注目が国内外でますます高まる中、北海道・厚岸の地から届いた知らせが業界を沸かせています。
アジア最大級の酒類品評会「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2026(TWSC2026)」で、厚岸蒸溜所のラインナップが最高金賞をはじめとする複数の賞を受賞しました。
普段ウイスキーに馴染みがない方にも、「厚岸」という名前をこの機会にぜひ覚えておいてほしいと思います。

◆◇アジア最大級の品評会で、最高金賞とジャパングランプリをダブル受賞
TWSC2026で最高の栄誉を手にしたのは、『厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー 花ぐはし カリンパニ』です。
最高金賞・ジャパングランプリ・ベストカテゴリー賞という三冠を達成したこの一本は、アイヌ語でエゾヤマザクラを意味する「カリンパニ」の名をそのラベルに宿しています。
シェリー樽、ミズナラ(ジャパニーズオーク)樽、そしてサクラ樽という3種の樽で熟成させた原酒をブレンドした、唯一無二の仕上がりが評価されました。
アルコール度数55%・700mlというスペックながら、テイスティングノートには桜餅や白玉ぜんざいといった和を感じる香り、柑橘入りのカスタードパイやレモン飴の味わい、そして余韻にはミョウガや生姜、出来立てのバターとほのかな塩味が広がるとされています。
ウイスキーを飲み慣れたパートナーや父親へのギフトを探しているなら、この受賞歴と繊細な味わいの組み合わせは、贈りものとして説得力のある一本になりそうです。
◆◇北海道・厚岸の風土が生んだ、もうひとつの受賞作
今回の品評会では、最高金賞作品のほかにも多数のラインナップが名を連ねました。
『厚岸ブレンデッドウイスキー 牡蠣の子守唄 Launched2025』が金賞とベストデザイン賞を受賞したほか、『厚岸シングルモルトジャパニーズウイスキー小暑』『冬至』『立夏』の3本が金賞を獲得しています。
厚岸蒸溜所は、牡蠣の産地として名高い北海道・厚岸町で2016年10月にウイスキー造りをスタートさせた蒸溜所です。
泥炭層を通った清冽な仕込み水、冷涼で湿潤な熟成環境、そして海の幸との相性まで考え抜かれた土地の選定——スコッチの伝統製法を軸に、北海道の自然を余すことなく活かしたウイスキーが、この場所から生まれています。
「牡蠣の子守唄」というネーミングだけでも、厚岸という土地の個性と蒸溜所のユニークな世界観が伝わってくるようです。

◆◇ウイスキーを「選ぶ楽しさ」から始めたい方へ
複数の受賞歴を持つ厚岸蒸溜所のラインナップは、ウイスキーをこれから知りたい方にとっても、入り口として気になる存在です。
品評会という客観的な指標があることで、普段ウイスキーを選ぶ機会が少ない方でも「これなら間違いない」と手に取りやすく、誰かに贈る一本としても選びやすいのではないでしょうか。


まとめ
アジアを代表する品評会での三冠受賞という事実は、ジャパニーズウイスキーの新たな可能性を感じさせてくれます。
詳しい商品情報や購入については、厚岸蒸溜所の公式ホームページでご確認ください。
公式リンク
・公式サイト:厚岸蒸溜所
・Facebook:厚岸蒸溜所
注釈
[1] 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)は、ウイスキー評論家の土屋守氏が実行委員長を務めるTWSC実行委員会が主催するアジア最大級の酒類品評会です。