食のトレンドに敏感な方なら、米粉・グルテンフリーというキーワードが日常に溶け込んできたのを感じているのではないでしょうか。
そのムードの中で、日本の食卓に長く寄り添ってきた「ケンミン焼ビーフン」が、いよいよ海を越えて台湾へ渡るというニュースが届きました。
台湾から日本へ伝わったビーフンが、日本で独自の文化として育まれ、今度は本場へ戻るという、なんとも感慨深いストーリーです。

◆◇世界初の即席焼ビーフンが、ギネス認定を経て台湾へ
1960年に誕生した「ケンミン焼ビーフン」は、世界初の即席焼ビーフンとしてギネス世界記録™に認定された看板商品です。
ゆで戻し不要・調味料不要でフライパンひとつで仕上がるというシンプルさが、当時「食べ方が分からない」と感じていた一般家庭に広まった理由だったといいます。
鶏だしの旨みと醤油味のきいた風味は、いまも変わらず国内ビーフン売上No.1ブランドの座を守り続けており、国内ビーフン流通量は過去最高値を毎年更新中です[1]。
ノンフライでヘルシー、米粉めんのためグルテンが含まれていないというヘルシーな素性も、健康意識の高い今の時代にあらためて注目したいポイントです。
◆◇台北の食品見本市で試食できる、もう一つの注目商品
台湾への本格進出に先がけて、2026年6月24日(水)から27日(土)に台北世界貿易中心(TWTC HALL1)で開催される台湾最大級の食品見本市「FOOD TAIPEI 2026」に初出展します。
ブース番号はA1010で、「ケンミン焼ビーフン」とともに展示・試食提供されるのが、大阪・関西万博への出店監修商品でもある「グルテンフリーラーメン」です。
グルテンフリー醤油ラーメンは、小麦が気になる方や食の多様性を大切にしたい方にとって、旅先や日常のランチで頼りになる一品になりそうです。
そして2026年7月1日(水)からは、台湾の現地パートナー企業・七味之友有限公司を通じて「ケンミン焼ビーフン」と「グルテンフリー醤油ラーメン」の2商品が台湾市場で正式に販売開始となります。

◆◇創業者の故郷へ、70年越しの「ただいま」
この台湾進出には、単なるビジネス展開以上の意味があります。
1950年、台湾出身の創業者・高村健民氏が神戸でビーフン製造を始めたことがケンミン食品の原点であり、台湾への販売は「ルーツの地への恩返し」という悲願でもあります。
初年度10万食、2030年には年間100万食の販売を目指すという目標からも、その本気度が伝わってきます。
台湾旅行や輸入食品に親しみのある方はもちろん、日本のロングセラーが世界へ羽ばたく瞬間を応援したい方にとっても、心に留めておきたいストーリーです。


まとめ
台湾というビーフンの本場で日本育ちの味がどう受け入れられるか、食好きとしてそっと見守りたくなるプロジェクトです。
ケンミン食品の公式情報や台湾販売の最新動向は、公式サイトでご確認ください。
公式リンク
・公式サイト:[[ケンミン食品株式会社]](https://www.kenmin.co.jp/)
注釈
[1] 国内売上No.1:KSP-POS食品スーパー/その他農産乾物カテゴリー/2024年1月~12月。
ビーフンシェアNo.1:通関統計 ビーフン類 2025年1〜12月 シェア43.6%。