「男性更年期」という言葉が、少しずつ日常会話に登場するようになってきました。
パートナーや家族の変化が気になっている方、あるいはご自身の不調に向き合い始めた方にとって、非薬物的なアプローチへの関心はいま確実に高まっています。
そんな中、食品素材「カイコハナサナギタケ冬虫夏草」の可能性を検証した研究が、2026年6月に開催される抗加齢医学の専門学会で発表されることになりました。

◆◇「男性更年期」に非薬物的アプローチが求められている理由
男性更年期症状は、倦怠感や気力低下などを通じてQOL(生活の質)を大きく左右するとされています。
薬物療法には副作用や適応の制限もあることから、日常的に取り入れやすい素材・食品成分によるアプローチへの関心が、医療・研究の分野でも高まっています。
第一工業製薬のライフサイエンス研究部門は、古来より滋養強壮の素材として知られる冬虫夏草の一種「カイコハナサナギタケ冬虫夏草」に着目し、その可能性を科学的に検証してきました。
パートナーや父親の体調の変化を「歳のせいかな」と見過ごしてしまいがちな日常の中で、こうした研究の蓄積は、選択肢を考える上での一つの手がかりになりそうです。
◆◇12週間・二重盲検試験で確認された、カイコ冬虫夏草の可能性
今回の研究では、40歳以上の男性を対象に無作為化二重盲検比較試験(12週間)が実施されました。
男性更年期障害の評価指標として広く使われる「AMSスコア(男性更年期障害質問票)」の改善が確認され、カイコ冬虫夏草が男性更年期症状の軽減に寄与する可能性が示唆されています。
この研究成果は、2026年6月26日〜28日にパシフィコ横浜ノースで開催される第26回日本抗加齢医学会総会において、口頭発表の形で詳細が明らかにされる予定です。
発表は6月27日(土)午前9時〜10時のセッション「一般口演12 男性医療・女性医療・性差医療」(第6会場)で行われ、研究部の山本真史氏が登壇します。

◆◇学会と共催のランチョンセミナーも注目の内容
同学会では、第一工業製薬が共催するランチョンセミナー(No.LS-2)も予定されています。
6月26日(金)12時30分〜13時20分、第3会場にて行われるセミナーでは、順天堂大学大学院の堀江重郎特任教授が「創造長寿医学・XPRIZE Healthspanへの挑戦」をテーマに講演します。
「老いをゆるやかにする」科学が今どこまで進んでいるのか、専門家の言葉から聞いてみたい方にとって、関心の持てる内容になりそうです。
なお、整理券制となっており、配布は当日6月26日(金)8時から会場1Fホワイエにて行われる予定です(なくなり次第終了)。
まとめ
「男性更年期」への向き合い方を考えるヒントとして、今後の研究成果の発表が気になる方は、第26回日本抗加齢医学会総会の公式サイトで詳細をご確認いただけます。
オンデマンド配信(一部プログラム)は2026年7月22日〜8月13日の予定ですので、現地に行けない方もチェックしてみてください。
公式リンク
・第26回日本抗加齢医学会総会 公式サイト:[日本抗加齢医学会総会 [2026]](https://www.c-linkage.co.jp/jaam2026/index.html)
・学会プログラム(PDF):[[プログラム詳細]](https://www.c-linkage.co.jp/jaam2026/dl/program.pdf)
・会場アクセス:[[パシフィコ横浜ノース]](https://www.pacifico.co.jp/guide/north)
注釈
[1] AMS(Aging Males' Symptoms)スコアは、男性更年期障害の重症度を評価するための国際的な質問票です。
[2] 本研究は無作為化二重盲検比較試験(12週間)にもとづくもので、カイコハナサナギタケ冬虫夏草の効果・効能を確定するものではありません。
[3] ランチョンセミナーは整理券制。
6月26日8時〜12時の間にパシフィコ横浜ノース1Fホワイエにて配布予定(なくなり次第終了)。