Article 2026/06/17

職場の「生理痛への無関心」を変える体験研修、今年の男女共同参画週間に注目

職場の「生理痛への無関心」を変える体験研修、今年の男女共同参画週間に注目

毎月やってくる生理痛を、周囲に知ってもらう手段がなかなかない——そう感じてきた女性は少なくないはずです。

6月23日から始まる「男女共同参画週間」を前に、職場での理解促進に向けた一つの取り組みが注目を集めています。

「頭で分かることと体で感じることは雲泥の差」という研修受講者の言葉が、その核心を端的に伝えてくれるようです。

◆◇「知っているつもり」が変わる瞬間

生理痛体験装置「ピリオノイド」は、甲南大学と奈良女子大学での研究をもとに生まれ、筋電気刺激(EMS)によって生理期間中の下腹部の痛みを疑似体験できる装置です[1]。

これまでに450社・団体、延べ2万5,000人以上が体験し、参加者満足度は95%を記録しています。

研修受講者5,232名を対象にしたアンケートでは、研修前に「女性の約8割が生理痛を我慢して働いていること」を知らなかったと答えた人が約51%にのぼりました。

「生理痛」という言葉は知っていても、生理中の女性の実情を想像するための知識が不足している——そんな職場の現実が浮かび上がります。

◆◇体験が、行動を変えるきっかけになる

研修を受ける前、女性特有の不調に対して「特に行動をすることはなかった」と答えた人は約48%でした。

しかし体験後には、「自分自身も声掛けなどの行動を変えるべきだと思う」と回答した人が約63%に増加しています。

「あの痛みであれば仕事に集中できないと思った」という感想が示すように、体で感じることが行動変容の入口になっていることがわかります。

さらに、研修を受けた管理職の約65%が「生理休暇を形骸化させない職場風土の醸成」、約64%が「上司や同僚の理解促進」の必要性を挙げており、組織全体への波及効果も確認されています。

千原ジュニアさんの体験動画は再生回数272万回、カジサックさんの動画も86万回に達しており、職場の枠を超えて幅広い関心を集めていることがうかがえます。

◆◇男女共同参画週間に、はじめの一歩を

「取り組みたいけれど、時間も準備もない」という組織に向けて、2026年6月23日(火)〜7月10日(金)の期間限定で特別キャンペーンが用意されています。

1時間・10名から体験できる体験ブースプランで、料金は税抜9.8万円(交通費別途)。

対象は民間企業・労働組合・自治体・教育機関など、まだ生理痛体験を一度も実施していない全国の法人で、応募フォームの送信が必要です。

参加枠は10法人限定となっているため、この機会に職場のウェルネスを見直したいと考えている担当者の方には、早めに詳細を確認してみてほしいと感じます。

まとめ

「生理痛は個人の問題」という認識が少しずつ変わりはじめている今、研修という形で職場全体の理解を育てる選択肢があることは、働く女性にとっても心強いニュースです。

キャンペーンの詳細や応募方法は公式サイトから確認できます。

公式リンク

・キャンペーン詳細:[[男女共同参画週間キャンペーン]](https://linkage-inc.co.jp/perionoid/gender-equality-week)

・ピリオノイド公式サイト:[[ピリオノイドの詳細はこちら]](https://linkage-inc.co.jp/perionoid/)

注釈

[1] Chihiro Asada et al, 「Electrical Muscle Stimulation to Develop and Implement Menstrual Simulator System」, Journal of Robotics and Mechatronics, Vol. 33, No. 5, pp. 1051-1062 (2021.10)

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