夏が近づくと、素足にさらりと履ける何かを探したくなりませんか。
サンダルとも草履とも少し違う、自分の足にしっくりくる一足——そんな理想を叶えてくれそうな履物が京都から届きました。
京都西陣を拠点に20年以上手作りで革靴を作り続けてきた吉靴房が、新作ぞうり『革公緒(かくこう)』を発表しました。

◆◇靴職人が草履をつくると、こんなにも変わる
草履や下駄というと、左右が対称なのが当たり前——そう思っていた方も多いかもしれません。
『革公緒』がユニークなのは、製靴家の視点から「左右のある草履」を追求している点です。
足の形に沿った設計により、自然なフィット感と、はいたときの足元の美しいシルエットが生まれているといいます。
鼻緒部分には、下駄専門の職人が手がけた牛革製のものを採用。
長年の技術に支えられた安定感と快適さが、足もとをしっかり受け止めてくれます。
日本式の素材の活かし方と、骨格や歩行を数学的に分析する西洋靴の設計思想を組み合わせているのも、靴職人ならではのアプローチ。
クッション性と足当たりの良さを両立させた履き心地は、一日歩き回りたい日にも頼りになりそうです。
◆◇和装にも洋装にも、端正に馴染む一足
本体素材にはヌメ革を使用しており、角型と丸型の2種類から選べます。
サイズは22.0cmから28.0cmまで展開しているので、女性にも男性にも対応できるのが心強いところです。
価格は35,200円(税込)。
決して気軽な金額ではありませんが、修理を前提とした構造で設計されているため、長く手入れしながら使い続けられる「育てる一足」として考えると、納得感のある作りといえます。
浴衣や和装スタイルに合わせるのはもちろん、リネンパンツやワンピースなどの洋装と組み合わせても、足元に静かな品格をそえてくれそうな佇まいです。
鼻緒の色は要相談で対応しているとのことで、自分だけの一足に仕上げられるのも魅力のひとつ。

◆◇「本物の履物」を日常に持ちたい方へ
花火大会や夏祭りといった特別な日だけでなく、日常のちょっとした外出にも馴染んでくれる草履を探しているなら、この『革公緒』は一度手にとって見てほしい一足です。
吉靴房の代表・野島孝介氏はLondon Design Award 2025で銀賞を受賞するなど国内外から評価されており、そのものづくりへの真摯な姿勢が、この草履にも静かに宿っているように感じます。


まとめ
使い捨てではなく、時間をかけて自分の足に育てていく——そんな履物との関係を丁寧に築きたい方にとって、心強い選択肢になりそうです。
詳細や鼻緒の色相談については、公式サイトからチェックしてみてください。
公式リンク
・公式サイト:[[吉靴房]](https://kikkabo.info/)
・Instagram:[[@kikkabo_nojima]](https://www.instagram.com/kikkabo_nojima/)
注釈
[1] 鼻緒の色は要相談での対応となります。
詳細は公式サイトまたは直接お問い合わせください。