Article 2026/06/15

霧の飛騨高山を100km走る。地域の温もりが支えた第14回ウルトラマラソン

霧の飛騨高山を100km走る。地域の温もりが支えた第14回ウルトラマラソン

梅雨時期の曇り空の下、霧に包まれた飛騨高山の街並みをひたすら走り続ける——そんな非日常の体験に憧れたことはありませんか。

2026年6月14日(日)、岐阜県高山市で「第14回 飛騨高山ウルトラマラソン」が開催され、3,375名がスタートラインに立ちました。

フルマラソンを超える100km・71kmという距離に挑む大会ですが、そこには記録だけでは語れない豊かな時間が広がっていました。

◆◇霧の飛騨高山を舞台に、自分だけのゴールへ

今大会は曇り空という、ランナーにとってコンディションの整いやすい天候に恵まれました。

早朝には霧が立ち込め、歴史情緒あふれる飛騨高山の街並みがいっそう幻想的な表情を見せる中でのスタートとなりました。

100kmと71kmの2種目が用意されており、自分の経験や目標に合わせて挑戦できる点が、この大会が長く支持される理由のひとつです。

3,375名がスタートし、2,517名が完走(完走率74.6%)という結果からも、険しいアップダウンが続くコースの手応えが伝わってきます。

初めてウルトラマラソンへの参加を検討している方はもちろん、「いつかは100km」と心の中で温めているランナーにとっても、飛騨高山という舞台は特別なモチベーションを与えてくれそうです。

◆◇コースの途中で出会う、飛騨の味と人の温もり

走ることへの情熱を支えてくれるのは、沿道の声援だけではありません。

コース上には、よもぎうどんや火畑そば、飛騨高山温泉まんじゅう、トマトそうめんといった地域ならではの食が並びました。

中でも56.7km地点の丹生川支所エイドでは、目の前で焼き上げられた飛騨牛が振る舞われ、香りに思わず足を止めたランナーも多かったとのこと。

その同じエイドでは、地域団体による吹奏楽や太鼓の演奏も行われ、長い距離を走り続けてきたランナーたちを温かく迎えました。

「旅ランの醍醐味は地域との交流にある」と感じている方にとって、この大会は食・音楽・人という三拍子が揃った体験の場になりそうです。

今大会にはゲストとして「ウルトラランナー みゃこ」さんも参加し、今回で5回目の挑戦となる71kmに出走。

コース上で多くのランナーと写真撮影や交流を重ね、大会全体の温かな空気を一緒につくり上げました。

◆◇来年のエントリーを考え始めたくなる大会

今大会では、25歳以下を対象とした「U25」カテゴリーに68名が参加。

71km女子U25を制した川勝裕夏選手は、女子総合優勝タイムを上回るタイムでフィニッシュするという印象的な走りを見せました。

第14回という歴史を重ねながらも、若い世代の新たな挑戦が加わり続けているこの大会は、ランニングを続ける動機を探している方にとっても、心に響く場所になるかもしれません。

まとめ

記録を目指すトップランナーから、初めてのウルトラに挑む方まで、それぞれの物語が生まれる大会として「飛騨高山ウルトラマラソン」は14回目を終えました。

来年の挑戦に向けて気になった方は、大会公式サイトで詳細をチェックしてみてください。

公式リンク

・大会公式サイト:[[飛騨高山ウルトラマラソン]](https://www.r-wellness.com/takayama/)

・速報記録:[[大会結果はこちら]](https://www.r-wellness.com/takayama/news/0614/)

注釈

[1] ウルトラマラソンとは、フルマラソン(42.195km)を超える距離を走る競技の総称です。

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