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Article 2026/06/12

「現場で頼れるシェフ」日本一は誰?初代CL-1グランプリが決定

「現場で頼れるシェフ」日本一は誰?初代CL-1グランプリが決定

レストランで運ばれてくる一皿の裏に、どれほどの段取りと判断が重なっているか——ふと想像したことはありますか。

2026年6月11日、「現場で本当に頼れるシェフ」を決める実践型コンテスト『CL-1グランプリ』の決勝ラウンドが開催され、初代グランプリが誕生しました。

料理の美しさだけでなく、限られた時間での対応力や衛生意識まで問われた、これまでにない料理人の祭典の全貌をお届けします。

◆◇「味と見た目」だけじゃない、現場力を問う新しいコンテスト

『CL-1グランプリ』は、料理人キャリアプラットフォーム「CHEFLINK(シェフリンク)」が主催する実践型の料理人コンテストです。

評価の軸は、料理の味や盛り付けだけにとどまりません。

限られた時間の中で段取り良く調理を進める力、初めての厨房でも止まらずに動ける対応力、衛生意識や再現性まで含めた「飲食現場で即戦力となれるか」が問われます。

審査員長を務めたのは、1980年代に渡仏してパリの名店で腕を磨き、帰国後は大手テーマパークリゾートの総料理長を歴任、洞爺湖サミットへの料理提供にも携わった坂本実継氏。

厚労大臣表彰と仏政府農事功労賞「シュバリエ」を受章し、現在は東京ベルエポック製菓調理専門学校の教育顧問として後進を育てる坂本氏は、「手際や片付けの順序といった即戦力としての力が問われた大会だった」と振り返ります。

決勝ラウンドに挑んだ8名は全員、「こういう人が現場にいてくれたら助かる」と感じさせる存在だったとも語っており、その言葉からコンテストの密度が伝わってきます。

◆◇初代グランプリは、ホテルで実力を磨いてきた白川純シェフ

全国から選抜された8名の中で初代グランプリの栄冠を掴んだのは、埼玉を拠点に活動する白川純シェフです。

丸の内ホテル、コンラッド東京、ANAインターコンチネンタル溜池山王といった都内主要ホテルで経験を重ね、現在もホテルの現場で要職を担う白川シェフは、前菜から魚・肉、デザートまで幅広い調理を強みとしています。

「今大会の課題では、これまでのキャリアでも作ったことがない料理もたくさんあった。改めて自分の基礎を見つめ直すきっかけになった」という受賞コメントには、勝者の喜びとともに、真摯な姿勢がにじみます。

準グランプリには、国内トップレストラン「NARISAWA」で腕を磨き、現在はミシュラン二つ星のフレンチ「ASAHINA Gastronome」でガストロノミーの最前線に立つ鈴木康介シェフが輝きました。

決勝ラウンドの中では若手でありながら、「年齢・キャリアは関係なく自分を信じてやりぬこうという気持ちだった」と語る姿は、ダイニングシーンの未来を感じさせます。

株式会社ヤグチ、関東食糧株式会社、犬印鞄製作所の各社が協賛し、東京ベルエポック製菓調理専門学校が協力するかたちで、今大会は実現しました。

◆◇「誰が作ったか」より「何ができるか」を問う時代へ

レストランで特別な夜を過ごすとき、その料理を支えているのは料理人一人ひとりの現場力です。

CL-1グランプリは、所属店舗や肩書きに依存せず実力で評価される場を料理人に届けることを目指しており、食を愛するすべての人に届く、ダイニングシーンの変化の予感がここにあります。

2回目以降の開催にも期待が高まる中、料理人のキャリアと食の未来に関心のある方はぜひ注目してみてください。

まとめ

「おいしい」の一言の背後にある料理人の実力を可視化しようとするこのコンテストは、食を楽しむ側にとっても新鮮な視点をくれます。

CL-1グランプリの詳細や今後の開催情報は、公式サイトでご確認ください。

公式リンク

・CL-1グランプリ公式:[[CL-1グランプリ]](https://cl-1.chef-link.com/)

・CHEFLINK公式:[CHEFLINK([シェフリンク)]](https://chef-link.com/)

注釈

[1] 坂本実継氏のプロフィールおよびコメントはCL-1グランプリ主催者発表情報に基づきます。

[2] 白川純シェフ・鈴木康介シェフのコメントはCL-1グランプリ公式発表より引用しています。

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