腕時計好きの間で近年、スポーツや社会課題とブランドの哲学を結びつける「意味のある限定モデル」への関心が高まっています。
スイスの独立時計ブランド・オリスが手がける新作は、まさにそうした流れを体現する1本です。
野球史に名を刻む「鉄人」ルー・ゲーリッグの生き方を、ダイヤルからケースバックの刻印まで丁寧に落とし込んだ限定モデルが、2026年6月にオリス銀座ブティックおよび正規販売店に届きます。

◆◇「鉄人」の数字が、文字盤に宿るクラシックな美しさ
ベースとなるのは、オリスを代表するコレクション「ビッグクラウン ポインターデイト」。
40mmのステンレススチールケースに、シルバーダイヤルを組み合わせたクラシックな顔立ちは、1920〜30年代のデザインコードを現代に再解釈したもので、ルー・ゲーリッグの愛称「鉄人(アイアンホース)」を静かに想起させます。
デイトリングの「4」だけがブルーに染められているのは、彼のヤンキース時代の背番号4へのオマージュ。
限定本数は彼が達成した連続試合出場記録と同じ2,130本に設定されており、数字そのものがコレクター心をくすぐる仕掛けになっています。
付属ストラップはホワイトのダブルステッチが入ったブラウンレザーと、ヤンキースカラーのブルー/ホワイト/グレーのNATOストラップの2種類が同梱され、気分や装いに合わせて雰囲気を変えられるのも、時計好きにとってうれしいポイントです。
◆◇一本の時計が、ALSへの想いをつなぐ
本モデルはオリス初のコンセプトで作られたわけではなく、ブランドが長年力を入れてきた「社会課題と連動した限定モデル」の系譜に連なります。
今作では「ルー・ゲーリッグ&エレノア・ゲーリッグ家族財団」の支援と、ALS(筋萎縮性側索硬化症)への認知向上を目的のひとつとして掲げており、購入という行為が社会的な支援にも重なります。
ケースバックにはヤンキー・スタジアムでの引退スピーチ姿と限定番号が刻印されており、裏返せば彼の物語が静かに刻まれている点は、プレゼントや自分へのご褒美にも深みを与えてくれます。
価格は484,000円(税込)、自動巻きのOris Calibre 754搭載でパワーリザーブは約41時間。
防水性能5気圧と両面ドーム型サファイアガラスを備えており、日常使いにも対応する実用的な仕様となっています。



まとめ
「伝説の記録」と「社会への想い」を腕元に纏いたい方は、ぜひオリスの公式サイトや銀座ブティックで詳細をご確認ください。
2,130本という本数の意味を知れば、選ぶ理由がもうひとつ増えそうです。
公式リンク
・公式サイト:[[オリス公式ウェブサイト]](https://www.oris.ch)
注釈
[1] ALS(筋萎縮性側索硬化症):運動神経が侵される進行性の神経疾患。
ルー・ゲーリッグの名から「ゲーリッグ病」とも呼ばれます。