Article 2026/07/21

高松ぶどうから生まれるワイン『KAHOKU BLUE』、今年も石川かほくから

高松ぶどうから生まれるワイン『KAHOKU BLUE』、今年も石川かほくから

ストーリーのあるものを選びたい、という気分が高まっている今。

産地・つくり手・背景まで知ってから手に取るワインは、グラス一杯の満足感がひと味違って感じられますよね。

石川県かほく市発のスパークリングワイン『KAHOKU BLUE』は、地元の特産ぶどうとプロバレーボールチームと奥能登の醸造所が一緒につくり上げる、まさに「飲む前から物語がある」一本です。

◆◇地域の恵みを無駄にしない、アップサイクルという選択

かほく市の特産品として知られる「高松ぶどう」。

品質を高めるために欠かせない摘房(てきぼう)作業で落とされるぶどうが、例年大量に出てしまうことが長年の課題でした。

その摘房ぶどう約1.2トンをワインの原料として活かすのが、『KAHOKU BLUE』の出発点です。

2026年7月21日には、PFUブルーキャッツ石川かほくの選手・監督が「森善ファーム」での収穫体験に参加し、地元の農家さんや行政と一緒にぶどうと向き合いました。

#10長友真由選手は「本当に甘くておいしく、高松ぶどうの魅力を改めて実感した」と話しており、試食での驚きが選手たちの活動への熱量にもつながっているようです。

「食べてみたら、もっと届けたくなった」——そんな気持ちが伝わってくる収穫体験だったようです。

◆◇奥能登の醸造所が手がける、瓶内二次発酵のスパークリングへ

醸造を担うのは、輪島市門前町に拠点を置く純国産ワイン醸造所「株式会社ハイディワイナリー」です。

今年は「瓶内二次発酵」という丁寧な製法を用い、ぶどう本来の豊かな香りと心地よい余韻を引き出すことに注力するとのこと。

さらに、ぶどうに含まれる酒石酸の結晶化をできるだけ抑えることで、より飲みやすい仕上がりを目指しているそうです。

醸造所代表の高作正樹さんは「昨年以上に美味しく、多くの皆様に楽しんでいただけるスパークリングワインをお届けできるよう心を込めて取り組む」と語っています。

製造本数は1,100本を予定しており、ワインの完成は2026年12月頃を見込んでいます。

お酒が得意でない方でも「飲んでみたい」と思えるような味わいを目指しているという高松ぶどう生産組合組合長・森田善明さんのコメントも印象的で、間口の広さも嬉しいポイントです。

◆◇勝利の乾杯にも、旅の土産にも——かほくの記憶を連れて帰る一本

『KAHOKU BLUE』には、SDGsの観点からのアップサイクル、シビックプライドの醸成、農業の事業承継支援、そして令和6年能登半島地震の復興支援(収益の一部を義援金として寄付)という四つのコンセプトが込められています。

応援しているチームのワインを大切な人との食卓に、あるいは石川を旅した思い出として持ち帰る——そんなシーンにそっと寄り添ってくれる一本になりそうです。

地元を応援したい気持ちをかたちにしたい方や、贈り物に物語を添えたい方の心に届きやすいワインだと感じます。

まとめ

産地・チーム・醸造所それぞれの思いが重なる『KAHOKU BLUE』は、2026年12月の完成予定とあってまだ少し先ですが、今から楽しみに待ちたくなるワインです。

ブランドストーリーの詳細は公式サイトでも確認できますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

公式リンク

・ブランドストーリー:KAHOKU BLUE [公式ページ]

注釈

[1] 収益の一部を令和6年能登半島地震の義援金として寄付予定(PRより)。

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