週末、富士山を眺めながら「ととのう」体験ができたら——そんな贅沢な妄想を、本当に叶えてくれる場所が生まれます。
富士急行線の下吉田駅に、引退した電車車両を丸ごとサウナ室へと再生した日帰りサウナ施設『サ電(SADEN)』が、2026年12月に開業予定です。
電車とサウナ、一見意外な組み合わせに思えますが、実際に聞いてみると「確かに行ってみたい」と感じてしまう仕掛けが詰まっていました。

◆◇引退した電車が、日本初のサウナ室へ生まれ変わる
今回サウナ室として生まれ変わるのは、2024年12月に惜しまれながら定期運用を終えた富士急行線の車両『1000系1001号編成』です。
もともとは京王電鉄から譲り受け、1994年から主力車両として長年走り続けてきた、富士急行線にとって歴史的な一編成です。
その車両を全面改装してサウナ室に仕立て、下吉田駅の線路上に常設するというアイデアは、営業運行を終えた電車車両を活用した取り組みとして日本初の試みとのことです。
[1]捨てるのではなく、新しい体験の舞台として活かすサステナブルな発想が、このプロジェクトの根底にあります。
サウナ好きにとって「ととのい」のクオリティは外せないポイントですが、『サ電』では日本最大級のサウナ検索サイト『サウナイキタイ』とのコラボレーションによるプロデュース協力のもと、施設づくりが進められているとのこと。
本格サウナとしての完成度にも、期待が高まります。
◆◇「電車が走る駅」でととのう、ここだけの感覚
『サ電』の魅力のひとつは、なんといってもロケーションです。
施設は富士急行線・下吉田駅の構内に位置し、現在も行き交う電車の音や振動を感じながらサウナに入るという、ほかでは絶対に味わえない体験が設計されています。
サウナ室には運転席を活用した仕掛けも組み込まれ、車両が現役で走っていた当時の面影を残しながら「サウナ×電車」の世界観が楽しめる空間になるそうです。
屋内には駅のホームをイメージしたととのいスペース、屋外には富士山を望む外気浴スペースも用意されます。
蒸気に包まれながら富士山を眺めるひとときは、日帰り旅の疲れをじんわりほぐしてくれそうです。
下吉田駅はJR大月駅から富士急行線に乗り換えてアクセスでき、車では中央自動車道・西桂スマートICから約10分という立地です。

◆◇「ちょっと変わった旅」を探しているあなたへ
サウナが好きな人も、鉄道が好きな人も、あるいは普段とは違う非日常をどこかで求めている人にも、『サ電』は響く体験になりそうです。
「富士山とサウナと電車」という組み合わせは、週末のちょっとした冒険先として友人や大切な人を誘いやすい場所でもあるかもしれません。
開業は2026年12月の予定で、詳細な日程などは今後公式から順次案内されます。


まとめ
まだ開業前の施設ではありますが、「日本初の電車サウナ」というコンセプトと富士山を望むロケーションは、遠くから足を運んでみたくなる説得力があります。
気になる方は公式サイトやSNSアカウント『sauna_saden』をフォローして、続報を待ってみてください。
公式リンク
・公式サイト:サ電([SADEN)]
・富士急サウナリゾート:富士急サウナリゾート公式
・Instagram:@sauna_saden
・X(旧Twitter):@sauna_saden
注釈
[1] 営業運行を終えた電車車両をサウナ施設として活用する取り組みが日本初であることは、富士急行株式会社の調査によるものです。