Article 2026/07/15

佐多岬から宗谷岬へ。バイクで日本縦断する9日間のラリー

佐多岬から宗谷岬へ。バイクで日本縦断する9日間のラリー

地図を広げて、日本列島をまるごと走り抜けたい——そんな気持ちが静かに燃えている人へ。

鹿児島・佐多岬から北海道・宗谷岬まで、バイクで約3,000kmを縦断するツーリングラリー『POLE to POLE2026』が、2026年9月19日(土)から9月27日(日)の9日間で開催されます。

2年ぶりの復活となる今回は、旅の在り方をより深く問う新クラスも加わり、かつてないスケールで走り手を迎えます。

◆◇日本をまるごと走り抜ける、9日間の縦断ルートとは

南のスタート地点は鹿児島県・佐多岬(本土最南端)、ゴールは北海道・宗谷岬(本土最北端)。

走行距離は約3,000kmにおよび、全5区間のステージで構成されています。

第1区では大分・湯布院の温泉地を経由し、第2区で福井へ、第3区で福島・猪苗代へと北上、第4区で青森へ渡り、第5区で北海道を縦断して稚内を目指すルートです。

全区間を走破するだけでなく、特定の区間だけを選ぶ「区間参加」のエントリーも受け付けているため、日程や体力に合わせて参加スタイルを選べるのがうれしいところです。

完走条件には、各区間に設けられた指定ウェイポイントへの立ち寄りやポイント獲得が設定されており、全区間参加の場合は33ヶ所以上のウェイポイント通過と80ポイント以上の獲得、さらに日本ライダーズフォーラムが定める極点4ヶ所以上への立ち寄りが求められます。

ルートをただ走るのではなく、自分で判断しながらゴールを目指す構成が、旅の奥行きをつくっています。

◆◇キャンプを「義務」にした、新設2クラスの挑戦

今大会から、ダカール・ラリーのビバークを想起させる「公式キャンプ」が義務化されました。

全区間参加者には2つのクラスが設けられており、ひとつは運営が用意したテントとコットを使うキャンプ泊が必須の『ADVENTUREクラス』(定員170台)、もうひとつはすべてのキャンプギアを自らバイクに積んで搬送・設営まで完全自活で行う『NOMADO Challengeクラス』(定員30台)です。

ライディング技術だけでなく、荷物の積み方、野営の段取り、体力の管理まで——バイクで旅するための総合力が問われる設計は、ロングツーリングを愛する人にとって新しい目標になりそうです。

参加費はソロでの1区間参加が12,000円から、全区間ADVENTUREクラスが54,000円、全区間NOMADO Challengeクラスが44,000円(いずれもソロの場合)。

エントリーは先着順で、2026年7月17日(金)17:00から7月30日(木)23:59まで受け付けています(定員に達し次第終了)。

全ステージ合計の定員は1,000台、全区間参加は200台と定められています。

◆◇はじめての参加を迷っている人へ、背中を押す条件がある

参加資格には、年間走行距離3,000km以上またはこれまでの累計走行距離10,000km以上、SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)完走2回以上、あるいは4極巡り・16極巡り経験者という基準が設けられています。

経験を積んだライダーだからこそ挑める舞台であり、これまでのツーリングの積み重ねが「出発できる日」につながっていると思うと、日々の走行距離も少し違った意味を持ちそうです。

秋の日本列島を、自分の手と足で縦断する記憶は、きっと走り終えた後もずっと残り続けるものになるでしょう。

まとめ

詳しいエントリー方法やステージごとの詳細は、公式サイトで確認できます。

自分の中に「いつか日本を縦断してみたい」という気持ちがある方に、ひとつの選択肢として届けばうれしいです。

公式リンク

・公式サイト:POLE to [POLE2026公式HP]

・エントリー:JRF ENTRY [SYSTEM]

注釈

[1] 参加資格・完走条件・クラス詳細・複数区間やタンデム枠の参加費は公式サイトを参照してください。

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