Article 2026/07/15

2年待ちのガトーショコラ『THE chocola』職人が1日18本だけ焼く理由

2年待ちのガトーショコラ『THE chocola』職人が1日18本だけ焼く理由

「待つことで、より楽しみになる」という経験が、日常の中にどれだけあるでしょう。

届くまでの時間さえも、特別な余韻にしてしまうガトーショコラがあると聞いて、思わず二度見してしまいました。

スイーツブランド『THE(ザ)』の『THE chocola(ザ・ショコラ)』は、なんと今注文すると最大2年後のお届けになる、文字どおり「待ってでも食べたい一本」です。

◆◇1日18本しか生まれない理由

職人の澤田明男さんがすべての工程を一人でこなし、1日に焼き上げられるのはわずか18本。

理想の熱伝導を追い求めて開発された世界に一台だけの特注焼き窯を使い、完璧な状態を見極めながら一本一本仕上げるため、これ以上の数を増やすことはしないというスタンスを貫いています。

今年1月のテレビ放映以来、注文が殺到し、現在の受注状況は最大2年待ちという状況になっています。

「流行ではなく、普遍的な価値をつくりたい」というブランドの姿勢が、効率化や機械化よりも大切にされているものを物語っています。

大量生産が当たり前の時代に、あえてその流れと逆を行くモノづくりは、「ブームを作りたいのではない」という言葉の重さをじんわりと感じさせてくれます。

届いた瞬間の感動を大きくするためのプロローグとして、この待ち時間を捉えているというブランドの哲学は、ギフトを贈る側にとっても受け取る側にとっても、思い入れをひとつ上乗せしてくれそうです。

◆◇4カ国のカカオと独自メレンゲが生む「異次元の口溶け」

『THE chocola』の価格は1本8,000円。

一般的な洋菓子店では考えにくい原価率48%超というこだわりの裏には、メキシコ・エクアドル・ガーナ・ドミニカ共和国の4カ国から厳選した希少カカオ豆を独自にブレンドするという贅沢な素材使いがあります。

香りの奥行きと深みを引き出すために、採算度外視とも言える選択をしているというのが正直なところでしょう。

さらに、他のパティシエが思いつかないような特殊なアプローチで仕立てるというメレンゲ製法によって、軽さと口溶けの両立が実現されています。

五感が「気持ちいい」と感じる究極の食感というのがブランドの目標であり、この独自メレンゲと世界唯一の焼き窯、そして4カ国のカカオが三位一体になって初めて生まれる味わいということになります。

オンラインサイトでの受注生産という販売方法も、品質管理を徹底するための選択です。

◆◇特別な人への、時間をかけた贈り物として

誕生日やお祝いのギフトを探しているとき、「どうせなら本当に特別なものを渡したい」と感じることがあります。

『THE chocola』は、今注文して2年後に届くという性質上、記念日を見越して早めに贈る「未来へのギフト」としても、唯一無二の存在になり得るアイテムです。

待ち時間も含めて物語になるような、大切な人への贈り物を考えている方の心に、きっと残ってくれる一本だと思います。

まとめ

量より質を、スピードより誠実さを選んだ職人のガトーショコラは、受け取る瞬間までの時間ごと特別にしてくれるような存在感があります。

詳細や最新の受付状況は公式サイトで確認できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

公式リンク

・公式サイト:THE [chocola]

・Instagram:@the_chocola_

注釈

[1] 原価率48%超という数字はブランド公表値です。

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