猛暑が続くこの時期、キッチンに立つだけで汗だくになってしまう——そんな夏のリアルな悩みに、いま「夏に特化した料理書」という新ジャンルが静かに、でも確実に注目を集めています。
火を使わない、暑くならない、でも栄養はちゃんと取れる。
そのニーズにまっすぐ応えた一冊が、発売からわずか2週間で重版を果たしました。

◆◇コンロいらずの夏ごはんが、重版になった理由
料理家・管理栄養士の新谷友里江さんによるレシピ集『電子レンジで無理なく作る夏の体にいいおかず』(1,694円・税込)が、2026年6月12日の発売後わずか2週間で重版に至りました。
近年の猛暑により「コンロの前に立つだけで熱中症になりそう」「調理の熱で室温がどんどん上がる」という声が深刻化していた中、電子レンジを「主役の調理器具」としてフル活用するスタイルが時代の気分にぴたりと重なったようです。
耐熱容器に食材を入れてスイッチを押せばあとはおまかせ、油跳ねもなく後片付けもすぐ終わる——夏の台所仕事の負担をそっと減らしてくれる設計が、多くの読者から支持を集めました。
◆◇「電子レンジなら栄養が逃げない」管理栄養士ならではの視点
この本が単なる時短レシピ集ではない理由は、管理栄養士としての確かな知識に裏付けられている点です。
夏の疲労回復に不可欠なビタミンB1は、豚肉に豊富に含まれているものの、茹でると水に溶け出してしまいやすい栄養素。
レンジ調理なら水にさらさず加熱できるため、栄養素を損なわずに摂れるというロジックが本書ではしっかりと解説されています。
また、なすやトマト、ズッキーニといった水分を多く含む夏野菜は電子レンジとの相性が抜群で、みずみずしい仕上がりになるのもポイント。
「豚肉、トマト、レタスの中華あえ」「豚こまとズッキーニのオイスターレモン蒸し」など、たんぱく質と夏野菜を組み合わせた主菜から、冷凍うどんを使ったミニマルランチまで、日替わりで使いたくなるバリエーションが揃っています。
NHKの「あさイチ」「きょうの料理」などでも活躍している新谷さんだからこそ届けられる、家庭で実践しやすいレシピの信頼感も、この本の大切な魅力です。

◆◇夏バテを感じ始めたときこそ、そっと手に取りたい一冊
暑さに体が疲れてきた頃、「何か作らなきゃと思うけど、火を使う気になれない」という夜に、この本が頼もしいお守りになりそうです。
献立に悩む時間も、調理後の片付けの手間も、なるべくミニマルにしたい方の食卓に、自然と寄り添ってくれる一冊だと感じます。


まとめ
食べることで体を整えたい夏に、無理なく続けられる視点が詰まった料理書です。
詳細やレシピの試し読みは、主婦と生活社の公式サイトでご確認いただけます。
公式リンク
・公式サイト:主婦と生活社『電子レンジで無理なく作る夏の体にいいおかず』
注釈
[1] ビタミンB1は水溶性ビタミンのため、茹でる調理法では溶出しやすい性質があります。
本書の記載に基づく情報です。