プールの中で、水飛沫を上げながら全力でぶつかり合う高校生たちがいます。
水中の格闘技と呼ばれる競技・水球の世界に、今、注目が集まっています。

◆◇水中で繰り広げられる、全力の攻防
水球は、プール内で男女7人ずつがチームを組み、互いのゴールにボールを入れて得点を競う競技です。
ボールを持っている選手への攻撃が許されており、選手同士が激しくぶつかり合うことから「水中の格闘技」とも呼ばれています。
試合が行われるプール水深は2メートル以上で、選手たちは水中で立ち泳ぎの「巻き足」という動きを維持しながら、体を浮かせた状態で競技を行います。
この試合風景に惹かれる観客も多く、目まぐるしく変わる試合展開が観る者の心をつかみます。
◆◇男女が技を共有し、高め合う環境
千葉県立幕張総合高校の水球部は、50名を超える部員数を誇る男女混合の部活動です。
部長を務める若名拓誠選手と川村美優選手は、入部当初は初心者からのスタートだったと話します。
かつて異なる競技をしていた二人が水球へと導かれ、今では同じチームで切磋琢磨する環係にあります。
特筆すべきは、男女が日常的に一緒に練習し、それぞれが得た技術を共有できる点です。
シンガポールでの国際交流授業を経験した若名選手は、技術面だけでなくコミュニケーション力の向上も実感しています。
川村選手も入部時の自分中心のプレーから、全体を見て動くプレースタイルへと成長し、その変化がチームからの信頼につながりました。

◆◇全員が全力だからこそ、勝てるチームスポーツ
水球の何より大きな魅力は、1人の頑張りでは決して勝てない、チーム全員の力が問われるスポーツという点です。
「1人でもサボっている人がいると勝てない」——川村選手のこの言葉は、水球の本質を見事に表しています。
全員が全力で戦う姿、一試合一試合を楽しみながら結果を残そうとする姿勢が、このスポーツの心にあります。
困難な練習を乗り越え、シーズンを通じて全国大会出場を目指す彼らの次なるステージへの挑戦に、目が離せません。


まとめ
競技としての難しさ、チームとしての強さ、そして個人の成長——すべてが詰まった水球の世界は、高校スポーツの新たな魅力を教えてくれます。
詳しくは、全国の高校に配布されているフリーペーパー『YOUTH TIME JAPAN』の最新号でご覧いただけます。
公式リンク
・YOUTH TIME JAPAN公式サイト:幕張総合高校水球部の記事