Article 2026/06/22

お庭印を集めて日本庭園をめぐる、新しい旅のたのしみ

お庭印を集めて日本庭園をめぐる、新しい旅のたのしみ

週末、どこか少し特別な場所に足を運びたいと感じることはありませんか。

観光地の賑わいよりも、静かな空間でゆっくりと季節の緑や水音を感じたい——そんな気持ちが芽生えたとき、日本庭園という選択肢が頭をよぎる方も多いのではないでしょうか。

そんな庭園めぐりに、新しい「集める楽しみ」が加わろうとしています。

◆◇御朱印ならぬ「お庭印」で、庭園めぐりがもっと楽しくなる

庭園情報メディア「おにわさん」が始動した『お庭印』プロジェクトは、各庭園を訪れた際にオリジナルデザインの「お庭印」を購入できる、庭園版スタンプラリーのような仕組みです。

1枚500円前後という手に取りやすい価格帯で、庭園ごとにデザインが異なるため、旅や散策のたびに少しずつ手元に集まっていく楽しみがあります。

専用の『お庭印帳』にはQRコードが付いており、全国の庭園マップや各庭園へのアクセス・解説情報をその場ですぐ調べることができるので、「近くに他の庭園はないかな」と気軽に庭園をはしごするきっかけにもなりそうです。

庭園をよく訪れる方はもちろん、「そういえば近くに名園があるけど行ったことがない」という方にとっても、はじめの一歩を踏み出しやすい仕掛けになっています。

◆◇今しか知れない庭園が、この一冊でつながる

現時点でプロジェクトへの参画が予定されている庭園は、京都の無鄰菴や対流山荘、通常は非公開の高台寺塔頭・岡林院、静岡の浮月楼や柴屋寺、長野の本陣岩波家、群馬の徳明園、広島の仙石庭園など、国の指定名勝を含む名園が名を連ねています。

静岡県富士市でカフェとして営業する無上帑のような、庭園文化を身近に体験できる場所も参加予定です。

歴史的庭園の多くは元来、信仰や私的な生活空間として造られたもので、現代のように広く一般公開することを前提としていなかった背景があります。

気候変動や維持管理コストの増大などにより、美しい空間を保つことが難しくなっている庭園も少なくない中、「訪れる人を増やし、収益を整備費に充てる」というこのプロジェクトの仕組みは、庭園文化を次世代へつなぐ一つの現実的なアプローチです。

お庭印を集める行為が、巡り巡って庭そのものを守ることにつながっていく——そういう重さをさりげなく持ったプロジェクトだと感じます。

◆◇庭園が好きな方も、まだ知らない方も、参加できる機会がある

プロジェクトを支えるクラウドファンディングは2026年6月13日から8月10日まで実施中で、第一目標金額は300万円です。

集まった資金はお庭印帳の制作費や各庭園のデザイン費、運営費に充てられる予定で、仮に目標金額に届かなかった場合も、庭園側へのプロジェクト実施は予定通り進めるとのこと。

日本庭園の静けさや季節の移ろいに惹かれている方、あるいは旅先でひと味違う体験を探している方の心に届きそうな取り組みです。

まとめ

訪れるたびに一枚ずつ手元に増えるお庭印は、旅の記憶をかたちに残したい方にも嬉しいお土産になりそうです。

クラウドファンディングの詳細や参画庭園の最新情報は、庭園情報メディア「おにわさん」の公式サイトからご確認ください。

公式リンク

・公式サイト:庭園情報メディア [おにわさん]

・Instagram:@oniwastagram

注釈

[1] クラウドファンディングはAll or Nothing方式を採用。

支援募集期間は2026年6月13日〜8月10日、第一目標金額は300万円。

目標未達の場合も庭園側へのプロジェクト実施は予定通り行われる。

[2] 参画庭園の情報は2026年6月20日時点のもの。

今後追加・変更の可能性があります。

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