マイホームを夢見ながら、土地の予算をどう設定すればいいか迷っている方は少なくないはずです。
地価上昇が続く昨今、「現実的な予算ってどのくらい?」という疑問を抱える検討者が増えている中、注目のデータが明らかになりました。
注文住宅マッチングサービス「タウンライフ家づくり」に寄せられた15万件超の問い合わせを分析した調査結果から、土地予算のリアルな傾向が見えてきています。

◆◇「予算未定」が4割近く——マイホーム検討のスタートラインを知る
2024年4月から2026年4月にかけて、「タウンライフ家づくり」へ寄せられた有効問い合わせ152,153件を分析したところ、土地予算を回答した111,641件のうち最も多かった回答は「未定」で、全体の38.2%を占めていました。
つまり、注文住宅を検討し始めた段階では、約4割の方がまだ土地予算を具体的に決めていないのです。
これは、家づくりを考え始めたばかりで「土地にいくら使えるかもまだわからない」という段階の方が、実はとても多いことを示しています。
金額を決めている層の中では、「1,000万円前後」が15.8%でトップとなり、次いで「1,000万円以下」が13.8%、「1,000〜2,000万円」が11.3%と続き、1,000万円台を中心とした予算帯が検討者の主な層を形成していることがわかります。
◆◇都市圏10都府県の中央値がすべて2,000万円——希望と現実のギャップに注目
サンプル数1,000件以上が集まった都市圏10都府県を見ると、東京都・神奈川県・埼玉県・大阪府・愛知県・千葉県・兵庫県・広島県・宮城県・京都府のすべてで、土地予算の中央値が2,000万円という結果になりました。
地価水準が大きく異なるエリアが横並びに2,000万円に集中しているのは、注目に値する傾向といえます。
一方で、国土交通省「令和8年地価公示」によると、2026年の住宅地地価は全国平均で2.1%上昇し、東京都では6.5%増を記録しています[1]。
実際の地価が上昇し続ける中、検討者の希望予算が2,000万円ラインに集中している構造は、希望と実勢価格のギャップが年々広がっている可能性を示唆しています。
マイホームを真剣に考え始めたとき、自分の希望予算と地域の相場をていねいに照らし合わせる作業が、これまで以上に重要になりそうです。

◆◇データを「自分ごと」として家づくりの一歩に活かしたい方へ
「みんな土地にどのくらい使っているんだろう」と気になりながらも、なかなか聞けずにいた方にとって、15万件超のリアルなデータは心強い参考材料になるのではないでしょうか。
予算設定に悩む検討早期の方も、都市圏での土地探しに現実的な数字感をつかみたい方も、今回の調査結果を手がかりに家づくりの解像度を上げるきっかけにしてみてください。

まとめ
マイホームへの一歩を踏み出そうとしている方にとって、同じ立場の検討者たちのリアルな予算感を知ることは、計画をより具体的にするヒントになるはずです。
詳しいデータや続報は「タウンライフ家づくり」の公式サイトで確認できます。
公式リンク
・公式サイト:タウンライフ家づくり
注釈
[1] 国土交通省「令和8年地価公示」より。
2026年の住宅地地価は全国平均2.1%上昇、東京都は6.5%増。