子どもの「うんち」を話題にするのは、なんとなく避けてしまいがちですよね。
でも実は、排泄の状態は子どものからだが毎日送ってくれるサインで、食事や噛む力とも深くつながっています。
愛知県名古屋市の学校法人名古屋東学院が取り組む食育プログラム『いいうんちプロジェクト』は、そんな当たり前のことを、給食と医療と教育の力で正面から見つめ直す試みです。

◆◇「うんち」から見えてくる、子どもの食と健康
『いいうんちプロジェクト』は、令和5年から取り組みを開始し、令和6年度より本格運用されてきた幼児向けの食育プログラムです。
消化器内科医の小松まゆみ先生や産婦人科医の守田紀子先生をはじめとする女性医師チーム『チーム女医』が職員と連携し、医療的な視点から給食と保育現場を一緒に見直しています。
「何を食べるか」だけでなく「どう食べるか」「どう排泄するか」までを一連の流れとして捉えることが、このプロジェクトのもっとも特徴的な点です。
日常の給食時間が、子どもたちにとって「からだを育てる教育の時間」になるように——そんな思いが、プログラム全体の根底にあります。
◆◇毎日の「噛み噛みタイム」と100種類の食材へのこだわり
給食前に実施している「噛み噛みタイム」では、小さなにぼしを1匹、よく噛んで食べる時間を設けています。
カルシウムや鉄分といった栄養補給はもちろん、にぼしのワタの苦みを経験することで少しずつ「旨味」として認識できるようになっていくプロセスが、食育の教材として活用されています。
また献立では100種類の食材使用を目標に掲げ、野菜・海藻・きのこ・豆類・魚・発酵食品など、家庭だけでは出会いにくい食材も積極的に取り入れています。
野菜はオーガニック素材にこだわり、玉ねぎの皮でスープを煮出したり、にんじんは皮ごと使ったりと、素材を無駄なく生かす調理法も実践中です。
こうした毎日の積み重ねを通じて、味覚や嗅覚の発達、便通の改善、給食を残さず食べるようになったといった声が、園児の保護者からも届いているといいます。

◆◇わが子の食習慣が気になり始めた保護者の方へ
子どもが野菜を食べなかったり、便秘気味だったりと、食と体調のつながりに悩む保護者の方にとって、医師監修のもとで丁寧に組み立てられたこのプログラムの考え方は、家庭での食育のヒントにもなりそうです。
入園を検討しているご家庭は、現在名古屋東幼稚園・東貴船幼稚園で入園相談を受け付けているので、まずは公式サイトで詳細を確認してみてください。


まとめ
「食べる力・噛む力・出す力」を育てる環境を、医療と教育の両面から整えようとするこの取り組みは、子どもの健康を日常の延長線上でサポートしたいと願う保護者の方にとって、参考になる視点が多く詰まっています。
プロジェクトの詳細や入園相談については、公式サイトから確認できます。
公式リンク
・プロジェクト詳細:[[いいうんちプロジェクト]](https://azumayouchien.com/unchi/)
・学校法人名古屋東学院 公式サイト:[[azumayouchien.com]](https://azumayouchien.com/)
注釈
[1] 本プロジェクトの監修医師:消化器内科医・小松まゆみ先生、産婦人科医・守田紀子先生(名古屋東学院職員)ほか『チーム女医』が参画。
[2] 保護者の声(味覚・嗅覚の発達、便通の改善など)はプロジェクトを通じて園が収集したもので、個人の感想です。
効果・効能を保証するものではありません。