ハイヒールを履いた翌日の足のむくみ、長時間歩いたあとの疲れ——日常の中で足の不調をなんとなくやり過ごしている方は多いのではないでしょうか。
そんな「足の健康」を、医療と演劇という異色の組み合わせで発信するアワードが2026年5月31日、東京・下北沢の本多劇場で開催されました。
350席が満席となるほど注目を集めたその舞台の内容を、詳しくご紹介します。

◆◇「足の健康」を舞台で体感する、これまでにない審査会
「FOOT HEALTH AWARDS 2026」は、下北沢病院が企画・運営に携わる、美容・健康・スポーツ分野の優れた商品や活動を表彰するアワードです。
特徴的なのは、その審査の形式。
ファイナリストによるプレゼンテーションは、いわゆる商品発表のプレゼンではなく、脚本家が開発エピソードを基に書き下ろした「プレゼンテーション演劇」として上演されました。
総合プロデュースには脚本家・演出家の矢島弘一氏を迎え、エンターテインメントとしての完成度も追求。
来場者の中には感動のあまり目を潤ませる方もいたというほど、舞台は観客席全体をひとつの世界に引き込んだそうです。
普段はなかなか知る機会のない開発の苦労や誕生の背景を、医療的な視点も交えながら体感できる時間は、ウェルネスへの関心が高まる今の時代にとても刺さる切り口だと感じます。
◆◇グランプリに輝いたのは、足裏の「見えない動き」を可視化するスマートインソール
事前に約100名が参加した審査を経てファイナリストに選ばれたのは3組。
美容健康部門のワコール ウイングブランド『スリムアップパンツ』、取組活動部門の『箱根ランフェス』、そしてスポーツ部門の株式会社ORPHE『ORPHE INSOLE』です。
当日は来場者全員が審査員として投票に参加し、その結果と、俳優の竹下景子さん、タレント・女優の榊原郁恵さん、東京大学教授で陸上選手の為末大さん、元サッカー日本代表の福西崇史さんをはじめとする特別審査員および下北沢病院審査員の評価を合わせてグランプリが決定しました。
栄えあるグランプリを受賞したのは、スポーツ部門の『ORPHE INSOLE』。
中敷きを替えるだけで足の動きや足裏にかかる圧力を可視化し、歩行や運動フォームの分析ができるセンサー内蔵型のスマートインソールで、医療・スポーツ・ヘルスケアの各領域における将来性と社会的価値が評価されての受賞となりました。
ランニングや日常ウォーキングの質を高めたい方にとって、今後注目しておきたいプロダクトのひとつといえそうです。

◆◇足元から日常を見直したい、すべての人への入り口として
アワードの合間には「足元から支える、こども・スポーツ・女性の未来」をテーマにしたトークショーも開催され、足の発達やトラブルの予防・対処法について医療・教育・スポーツ・家庭の多角的な視点から語り合う場となりました。
足の不調を「しかたない」と流してしまいがちな日常の中で、こうした学びの機会が演劇という形で届けられることは、健康情報を自分ごとにするための一歩として意味深いように思います。
2026年から開催拠点を下北沢に移してスタートしたこのアワード、来年以降の動向も気になるところです。


まとめ
足の健康という少し専門的なテーマを、エンターテインメントとして届けようとするこの試みは、ウェルネスへの関心が高まる今の空気にすっと馴染む企画だと感じました。
詳細やグランプリ受賞プロダクトについては、公式サイトでご確認いただけます。
公式リンク
・公式サイト:[FOOT HEALTH [AWARDS]](https://foothealthawards.com)
注釈
[1] FOOT HEALTH AWARDS 2026は2026年5月31日、東京・本多劇場にて開催。
350席満席での実施。