月経トラブルや更年期症状、婦人科がん治療後のケアなど、女性の体はライフステージごとに変化し続けます。
そうした変化に寄り添う手段として、医療の現場で漢方への関心が高まっているのをご存じでしょうか。
2026年5月、産科婦人科の専門医が一堂に会する学術講演会で、まさにその最前線の議論が行われました。

◆◇婦人科がん治療後の不調にも、漢方という選択肢がある
2026年5月15日〜17日、グランドメルキュール札幌大通公園ほかを会場に「第78回日本産科婦人科学会学術講演会」が開催され、ブースとセミナー合わせて約1,000名の医療従事者が参加しました。
5月16日のランチョンセミナーでは「婦人科がんサバイバー診療の必修知識〜漢方医学的アプローチをふまえて〜」をテーマに、名古屋大学大学院の梶山広明教授が登壇し、がん治療後の患者さんへの漢方的アプローチについて講演が行われました。
治療が終わってからも続く体の不調に悩むサバイバーの方にとって、担当医が漢方の知識を持っているかどうかは、診療の幅を左右する大きなポイントです。
専門医レベルでのアップデートが進むことは、患者さんが受けられるケアの選択肢が広がることに直結するため、注目しておきたい動きといえます。
◆◇働く女性の「なんとなく本調子でない」に、漢方が応える可能性
翌5月17日のセミナーテーマは「プレゼンティーズムと漢方〜女性医療で漢方薬の効果的な使い方〜」でした。
プレゼンティーズムとは、出勤はしているものの体や心の不調が原因でパフォーマンスが落ちている状態のことで、生理痛や更年期症状を抱えながらも休めずに働く女性に深く関わるテーマです。
藤田医科大学の西尾永司臨床教授が演者を務め、日常的な女性医療の場で漢方薬をどう活用するかが議論されました。
また、ブース展示では1日2回服用タイプの医療用漢方エキス製剤「KB2スティック」が紹介されており、「お昼の飲み忘れが多い」「回数を減らしたい」という声から生まれた同製剤は、2002年の発売開始以来、医療用漢方エキス製剤の中で唯一このタイプをラインアップしているといいます。

まとめ
女性のライフステージに沿った漢方医療の最新情報は、クラシエ薬品の公式サイトで詳しく確認できます。
自身の体のこと、あるいは担当医との会話のヒントとして、ぜひチェックしてみてください。
公式リンク
・公式サイト:[[クラシエ薬品株式会社]](https://www.kracie.co.jp/ph/)
注釈
[1] プレゼンティーズム:体調不良を抱えながら出勤し、業務効率が低下している状態を指す概念。
[2] KB2スティック:医療用漢方エキス製剤として初の1日2回服用製剤。
スティック包装で持ち運びにも対応。
[3] 本記事に登場する漢方薬は医療用製品を含みます。
使用にあたっては医師・薬剤師へご相談ください。