「いびきは冬の乾燥期に悪化するもの」——そう思い込んでいませんか。
一般社団法人 いびき無呼吸改善協会が2026年6月に実施した実態調査で、梅雨から真夏にかけても約3割の人がいびきの悪化を自覚していることが明らかになりました。
エアコン、口呼吸、夏バテ……夏ならではの生活環境が、眠りの質をひそかに脅かしている実態を読み解きます。

◆◇「夏のいびき」は他人事ではない——3割が悪化を自覚するリアル
一般社団法人 いびき無呼吸改善協会が、いびきを自覚または指摘された経験のある全国20〜60代男女200名を対象にアンケートを実施したところ、「年によっては悪化を感じる(28.5%)」と「毎年悪化を感じる(2.0%)」を合わせた約30.5%が、夏場のいびき悪化を認識していることがわかりました。
悪化の原因として上位に挙がったのは「夏バテ・疲労の蓄積」(16.0%)、「冷房による鼻やのどの乾燥」(14.5%)、「暑さで口を開けて寝る(口呼吸)」(12.7%)という顔ぶれで、まさに夏の夜ならではの環境が重なっています。
暑さをしのごうとエアコンをつけたまま眠ると、今度は室内の乾燥がのどの粘膜を刺激する——パートナーやご家族のいびきが夏に気になり始めたと感じる方には、こうした季節要因が隠れている可能性があります。
◆◇「なんとなく放置」を卒業したい——対策と受診の大きなギャップ
同調査では、いびきを自覚しながら「特に何もしていない」と答えた人が24.8%で最多となり、約4人に1人が具体的なアクションを取れていない実態が浮かび上がりました。
対策をしている層でも「冷房の温度・湿度を調整する」(22.8%)や「横向き寝を意識する」(17.5%)といった手軽な工夫が中心で、より踏み込んだケアを取り入れている人は少数派にとどまっています。
さらに、専門の医療機関への相談について「考えたことがない」「必要を感じない」と回答した人は合計82.0%にのぼり、実際に受診・相談した人はわずか3.0%でした。
同協会は「日中に強い眠気がある場合や、家族から息が止まっていると指摘されるような場合は、睡眠外来などの専門医へ早めに相談を」と呼びかけており、いびきが睡眠時無呼吸症候群などのサインである可能性もあることから、季節を問わず軽視しないことが大切です。



まとめ
夏のいびきや睡眠の悩みについて詳しくは、一般社団法人 いびき無呼吸改善協会の公式サイトをご確認ください。
パートナーや自分自身の眠りの変化に気づいたら、まずは就寝環境の見直しから始めてみるのもひとつの選択肢です。
公式リンク
・公式サイト:[一般社団法人 [いびき無呼吸改善協会]](https://ibiki.odod.or.jp/)
注釈
[1] 調査主体:一般社団法人 いびき無呼吸改善協会/調査期間:2026年6月1日〜2日/対象:いびきを自覚または指摘された経験のある全国20〜60代男女200名/インターネットアンケート