HOME > 記事一覧 > 眠るほど整う?「呼吸の質」が体内環境を変える理由
Article 2026/06/09

眠るほど整う?「呼吸の質」が体内環境を変える理由

眠るほど整う?「呼吸の質」が体内環境を変える理由

食事や運動には気を配っても、「呼吸の質」を意識している方はどれくらいいるでしょうか。

睡眠研究や自律神経ケアへの関心が高まるなか、健康の土台として「呼吸」を見直す動きが静かに広がっています。

石川県のメーカーが進める睡眠中の呼吸計測プロジェクトが、その理由を教えてくれます。

◆◇「呼吸の質」が体内環境の入口になる、その仕組みとは

人は食べなくても約3週間、水がなくても約3日生きられますが、呼吸が止まれば3分で命の危機に陥るといわれています。

それほど根本的な営みであるにもかかわらず、呼吸の質——深さや安定性、吸気と呼気の比率——が自律神経・酸素供給・微小循環・ミトコンドリアのエネルギー産生にまで影響を与えることは、一般の医療現場ではほとんど語られてきませんでした。

なかでも注目したいのが、鼻呼吸のときにのみ血管内皮から生成されるNO(一酸化窒素)の働きです[1]。

このNOが血管の柔軟性や血流をサポートする要素のひとつとされており、口呼吸になりがちな睡眠中の姿勢を意識することが、翌朝のコンディション管理にも関わってくる可能性があります。

◆◇眠っている間の呼吸を「見える化」するプロジェクトが第2フェーズへ

トラタニ株式会社は2024年4月から2026年5月にかけて、成人男女20〜65歳を対象とした睡眠中の呼吸計測プロジェクトを実施しています。

ResMoテレメトリー式生体信号測定装置とaams呼吸解析システムを使い、呼吸数・呼吸深度・胸郭可動性・IE比・呼吸波形を測定し、通常寝具と同社寝具との条件で比較するという本格的な内容です(有効サンプル数11名)。

現在は第2フェーズに入り、初期データの一部が公開されています。

睡眠姿勢では重力の向きが変わることであごが下がりやすく、気道が狭まって口呼吸になりやすいという構造的な課題にアプローチする同社の取り組みは、「寝るだけで疲れが取れない」と感じている方にとって、新しい視点を提供してくれそうです。

まとめ

「何となく眠れているけれど、朝スッキリしない」と感じている方は、一度「呼吸の質」という視点から睡眠環境を見直してみてはいかがでしょうか。

最新のプロジェクトデータや研究の詳細は、公式サイトでご確認いただけます。

公式リンク

・公式サイト:[[トラタニ株式会社]](https://www.toratani.jp)

注釈

[1] NO(一酸化窒素)が口呼吸では生成されず鼻呼吸でのみ生成されるという情報は、PR原稿に記載された内容に基づきます。

医学的な診断・治療を意味するものではありません。

関連する記事