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Article 2026/06/05

山梨発クラフトジンが世界最高峰アワードで日本初の大賞受賞

山梨発クラフトジンが世界最高峰アワードで日本初の大賞受賞

クラフトジンへの注目が世界規模で高まるなか、産地・製法・倫理観まで問われる「スピリッツの新しい基準」が静かに塗り替えられつつあります。

そのど真ん中に、山梨県甲州市発のクラフトジン蒸留所GEEKSTILLが躍り出ました。

2026年6月2日、英国ロンドンのウォルドルフ・ホテルで開かれた世界最高峰の酒類コンペティション「World Drinks Awards 2026」と「Icons of Drinks 2026」の授賞式で、日本の蒸留所として初となる大賞および複数の部門賞を受賞したのです。

◆◇「日本初」が示す、山梨生まれの蒸留哲学

GEEKSTILL代表でマスターディスティラーの岸川勇太さんが受賞したのは、業界を牽引した人・場所・組織を称える「Icons of Drinks 2026」における「Distiller of the Year(最優秀蒸留家)」という、世界でただ一人に贈られる最高栄誉です。

評価されたのは、製品の味だけにとどまりません。

国内で2つの蒸留特許を取得し、素材のアロマや山梨の土地の個性を科学的に封じ込める独自抽出技術、そして「見た目や糖度が規格外」として市場に出回れなかった果実を農家から適正価格で買い取ってボタニカルに活用するアップサイクルの実践、さらには蒸留後の廃液を衣類の染料に転換する循環型製造や、地元障害者支援施設と協働するボタニカル選別など、蒸留所が地域コミュニティそのものになろうとする姿勢が国際審査員の心を動かしました。

クラフトスピリッツに興味はあるけれど「どこの、誰が、どんな想いで造ったか」まで知りたいという方にとって、GEEKSTILLの受賞ストーリーはそれ自体が一本の読み物になりそうです。

◆◇世界の舞台で輝いた、山梨の自然を詰め込んだ2本

「World Gin Awards 2026」コンテンポラリー部門で銅賞を獲得した『AMRTA GIN 蝉時雨(アムリタジン セミシグレ)』は、日本百名山・大菩薩嶺の天然クロモジや丹波山村のダンコウバイをキーボタニカルに、全量山田錦の純米酒を単一蒸留した純国産の蒸留酒を原酒に使った一本です。

サンスクリット語で「不老不死の飲み物」を意味する『AMRTA』の定番ラインが初めて国際舞台で認められたこの受賞は、普段使いできるクラフトジンを探しているお酒好きな方にとって、グラスに注ぐ前から物語を楽しめる選択肢として記憶しておきたい一本といえます。

もう一方、「World Absinthe Awards 2026」で銅賞を受賞した『GEEKSTILL ABSINTHE 2nd Batch(ギークスティル アブサン セカンドバッヂ)』は、自社栽培のニガヨモギを使い、糖類を一切加えずにボタニカルの香り・苦味・立体感をピュアに抽出したドライな仕上がりが特徴です。

クラフトジンとは少し違う表情を探したい夜や、特別な場で一杯選ぶときの話題作りにも、ユニークな選択肢になってくれるでしょう。

まとめ

GEEKSTILLのスピリッツが気になった方は、公式サイトや業務酒販サイトでラインナップを確認してみてください。

山梨の自然と、エシカルな造り手の哲学を一緒に味わえる一本が、きっと見つかるはずです。

公式リンク

・公式サイト:[[GEEKSTILL]](https://geekstill.com/)

・購入(業務酒販サイト):[[GEEKSTILL業務酒販サイト]](https://geekstill.bestbeerjapan.com/)

注釈

[1] 「Distiller of the Year」はIcons of Drinks 2026において世界最優秀の蒸留家に贈られる最高栄誉賞です。

[2] World Drinks Awardsは年1回英国で開催される国際酒類コンペティションで、2026年は世界57地域から1,700点以上がエントリーされました。

[3] 『AMRTA GIN』の原酒は全量山田錦使用の純米酒を単一蒸留した純国産蒸留酒100%を使用しています。

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