「地産地消」や「フードロス削減」がトレンドとして定着するなか、食の世界では今、地域に根ざした在来種野菜への注目がじわじわと高まっています。
そのムーブメントの最前線で、毎年話題を集めているのが、東京の高校生たちが江戸東京野菜と向き合う料理コンテストです。
今年で第5回を迎える「〜江戸東京野菜〜都内高校生料理コンテスト2026」が、いよいよエントリーを受付中です。

◆◇料理好きな高校生へ——江戸の野菜文化を、自分のレシピで未来へつなぐチャンス
コンテストのテーマ食材は、今年が江戸東京野菜の【アシタバ】です。
アシタバは「今日摘んでも明日には新しい葉が出始める」といわれるほど生育が早い日本原産のセリ科の植物で、江戸時代の百科事典「大和本草」にも栄養価の高い薬草として記録されているほど歴史のある野菜です。
独特の香りと苦みが料理の個性になり、ビタミン類・カロテン・カリウム・鉄分を豊富に含む点も、食や栄養に関心の高い高校生にとって探求しがいのある食材と言えそうです。
茎や葉を切ると現れる黄色い液にはポリフェノールの一種であるカルコンが含まれており、健康野菜としても近年注目を集めています[1]。
◆◇アシタバは無料で届く——参加から表彰まで、充実したステップを楽しんで
エントリー締め切りは6月30日(火)で、応募できるのは東京都内の高等学校・高等専門学校に通う生徒(個人または1組3名までのチーム)です。
エントリー後、JA東京中央会または生産者からアシタバが無償で送付されるので、食材費の心配なくレシピ開発に集中できる点が、参加へのハードルを下げてくれます。
レシピ審査を通過した8作品は10月12日(月・祝)に辻調理師専門学校 東京(東京都小金井市)での実技審査へ進み、上位5作品は10月24日(土)に丸ビル1階マルキューブで開催される「東京味わいフェスタ」のステージで表彰式が行われます。
金賞にはAmazonギフト券3万円、銀賞2万円、銅賞1万円、特別賞(2作品)には各5千円が贈られるほか、上位5作品は料理のプロの手によってキッチンカーメニューとして商品化・販売される予定(10月23日〜25日)という、特別な体験も待っています。



まとめ
江戸東京野菜の歴史を「知る・作る・伝える」この一連の経験は、料理好きな高校生にとってかけがえない財産になるはずです。
詳細やエントリーは公式サイトでご確認ください。
公式リンク
・エントリー・公式サイト:〜江戸東京野菜〜都内高校生料理コンテスト2026
注釈
[1] カルコンをはじめとする成分の健康への効果・効能は、医学的に確定されたものではありません。